海部二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

海部二次医療圏

津島市/愛西市/弥富市/あま市/海部郡大治町/海部郡蟹江町/海部郡飛島村

海部二次医療圏の地域に関するコメント

海部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約19.4%となっています。愛知県全体の人口減少率が約8.0%であり、愛知県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、愛知県の平均の増加率約28.2%に対して、増加率約13.0%となっており、愛知県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。老年人口は約11,200人増加が予想されており、2番目に増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約7.4%減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者が増加し、呼吸器系の疾患、消火器系の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

海部二次医療圏の人口推移(人)

海部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

海部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 19,021 19,299 19,216 18,841 18,254 17,944 17,604
増加率 100.0% 101.5% 101.0% 99.1% 96.0% 94.3% 92.6%

海部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 19,021 18,841 17,604 99.1% 92.6% -180 -1,417
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 478 432 394 90.3% 82.4% -46 -84
Ⅱ 新生物 585 585 558 100.0% 95.4% 0 -27
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 37 30 28 82.9% 77.6% -6 -8
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 942 990 950 105.0% 100.8% 48 8
糖尿病(再掲) 473 524 512 110.6% 108.2% 50 39
Ⅴ 精神及び行動の障害 624 578 494 92.6% 79.1% -46 -130
Ⅵ 神経系の疾患 439 502 480 114.4% 109.3% 63 41
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 912 939 906 103.0% 99.3% 28 -6
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 347 334 301 96.4% 86.8% -12 -46
Ⅸ 循環器系の疾患 2,122 2,462 2,419 116.0% 114.0% 340 297
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 291 360 359 123.5% 123.3% 68 68
脳血管疾患(再掲) 184 225 222 121.8% 120.2% 40 37
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,315 1,993 1,763 86.1% 76.1% -322 -553
肺炎(再掲) 18 22 22 121.8% 121.6% 4 4
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,319 3,113 2,887 93.8% 87.0% -206 -432
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 867 786 702 90.6% 81.0% -82 -165
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,466 2,655 2,543 107.7% 103.1% 190 77
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 642 627 585 97.7% 91.1% -15 -57
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 16 13 11 76.7% 65.2% -4 -6
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 8 6 5 79.8% 69.3% -2 -2
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 50 41 36 81.5% 72.3% -9 -14
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 155 156 145 100.7% 93.6% 1 -10
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 893 853 767 95.5% 85.9% -40 -126
骨折(再掲) 272 283 262 104.1% 96.3% 11 -10
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,804 1,746 1,631 96.8% 90.4% -58 -173

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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