知多半島二次医療圏

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知多半島二次医療圏

半田市/常滑市/東海市/大府市/知多市/知多郡阿久比町/知多郡東浦町/知多郡南知多町/知多郡美浜町/知多郡武豊町

知多半島二次医療圏の地域に関するコメント

知多半島医療圏の2045年時点での人口減少割合は約8.7%となっています。愛知県全体の人口減少率が約8.0%であり、愛知県の中で5番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、愛知県の平均の増加率約28.2%に対して、増加率約23.1%となっており、愛知県で6番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約34,100人増加が予想されており、4番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約2.4%減少する予想となっており、循環器系疾患と筋骨格疾患は増加し、呼吸器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

知多半島二次医療圏の人口推移(人)

知多半島二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

知多半島二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 34,888 35,942 36,454 36,500 36,108 35,975 35,727
増加率 100.0% 103.0% 104.5% 104.6% 103.5% 103.1% 102.4%

知多半島二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は愛知県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 34,888 36,500 35,727 104.6% 102.4% 1,612 840
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 892 868 830 97.3% 93.1% -24 -62
Ⅱ 新生物 1,040 1,102 1,091 105.9% 104.9% 62 50
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 66 61 57 92.3% 87.0% -5 -9
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,672 1,840 1,850 110.0% 110.7% 168 178
糖尿病(再掲) 836 965 986 115.4% 117.9% 129 150
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,169 1,148 1,049 98.2% 89.7% -21 -121
Ⅵ 神経系の疾患 810 959 969 118.5% 119.7% 150 160
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,630 1,774 1,784 108.8% 109.4% 143 153
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 645 661 628 102.4% 97.3% 16 -17
Ⅸ 循環器系の疾患 3,752 4,521 4,669 120.5% 124.4% 769 917
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 517 659 694 127.4% 134.2% 142 177
脳血管疾患(再掲) 324 410 423 126.5% 130.7% 86 99
Ⅹ 呼吸器系の疾患 4,559 4,274 3,993 93.7% 87.6% -285 -566
肺炎(再掲) 34 41 44 123.0% 129.6% 8 10
ⅩⅠ 消化器系の疾患 6,047 6,038 5,852 99.9% 96.8% -8 -194
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,647 1,600 1,513 97.2% 91.8% -46 -134
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 4,367 4,928 4,933 112.8% 113.0% 561 566
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,165 1,199 1,167 102.9% 100.2% 34 2
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 32 26 24 81.4% 73.9% -6 -8
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 17 15 14 88.3% 81.0% -2 -3
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 103 94 87 91.3% 84.6% -9 -16
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 285 302 293 106.1% 103.0% 17 9
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,674 1,698 1,614 101.5% 96.4% 24 -60
骨折(再掲) 497 545 536 109.6% 107.8% 48 39
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 3,316 3,392 3,311 102.3% 99.8% 76 -5

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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