東三河南部二次医療圏

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東三河南部二次医療圏

豊橋市／豊川市／蒲郡市／田原市

東三河南部二次医療圏の地域に関するコメント

東三河南部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約14.1％となっています。愛知県全体の人口減少率が約8.0%であり、愛知県の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、愛知県の平均の増加率約28.2%に対して、増加率約20.0%となっており、愛知県で3番目に老年人口の増加率が低いとなっています。しかし老年人口は約34,900人増加が予想されており、5番目に増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約2.5％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と筋骨格系疾患が増加し、呼吸器系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

東三河南部二次医療圏の人口推移(人)

東三河南部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東三河南部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は愛知県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	34,888	35,942	36,454	36,500	36,108	35,975	35,727
増加率	100.0%	103.0%	104.5%	104.6%	103.5%	103.1%	102.4%

東三河南部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は愛知県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	40,052	41,207	39,069	102.9%	97.5%	1,155	-983
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	1,007	956	878	95.0%	87.2%	-50	-129
Ⅱ　新生物	1,204	1,263	1,206	104.9%	100.2%	59	2
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	74	67	60	90.7%	81.0%	-7	-14
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,957	2,130	2,072	108.8%	105.9%	173	115
糖尿病（再掲）	987	1,135	1,132	115.0%	114.7%	148	145
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,330	1,253	1,111	94.2%	83.6%	-77	-219
Ⅵ　神経系の疾患	950	1,109	1,115	116.7%	117.4%	159	165
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,897	2,044	1,983	107.8%	104.5%	147	86
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	735	733	673	99.7%	91.6%	-2	-62
Ⅸ　循環器系の疾患	4,469	5,339	5,404	119.5%	120.9%	871	935
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	622	787	827	126.6%	133.0%	165	205
脳血管疾患（再掲）	386	489	499	126.6%	129.2%	103	113
Ⅹ　呼吸器系の疾患	5,023	4,534	4,075	90.3%	81.1%	-489	-948
肺炎（再掲）	40	48	50	121.0%	125.5%	8	10
ⅩⅠ　消化器系の疾患	6,915	6,794	6,333	98.2%	91.6%	-121	-582
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,846	1,742	1,600	94.4%	86.7%	-104	-246
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	5,131	5,719	5,511	111.5%	107.4%	588	380
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,336	1,354	1,281	101.3%	95.8%	18	-56
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	35	27	23	76.6%	67.1%	-8	-11
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	18	15	13	82.7%	72.1%	-3	-5
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	111	97	86	87.9%	77.5%	-13	-25
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	326	340	321	104.2%	98.5%	14	-5
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,903	1,885	1,744	99.0%	91.6%	-18	-159
骨折（再掲）	578	620	596	107.3%	103.2%	42	18
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	3,786	3,807	3,580	100.6%	94.6%	21	-206

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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