津軽地域二次医療圏

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津軽地域二次医療圏

弘前市/黒石市/平川市/中津軽郡西目屋村/南津軽郡藤崎町/南津軽郡大鰐町/南津軽郡田舎館村/北津軽郡板柳町

津軽地域二次医療圏の地域に関するコメント

津軽医療圏の2045年時点での人口減少割合は約36.08%となっています。青森県全体の人口減少率が約17.0%であり、青森県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、青森県の平均の減少率約2.33%に対して、減少率約7.32%となっており、青森県で最も老年人口の減少率が低い医療圏となっています。また老年人口は約6,400人減少が予想されており、2番目に減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約9.3%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

津軽地域二次医療圏の人口推移(人)

津軽地域二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

津軽地域二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は青森県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 16,823 16,289 15,678 14,983 14,037 13,097 12,110
増加率 100.0% 96.8% 93.2% 89.1% 83.4% 77.9% 72.0%

津軽地域二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は青森県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 16,823 14,983 12,110 89.1% 72.0% -1,840 -4,713
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 367 294 218 80.0% 59.4% -73 -149
Ⅱ 新生物 626 580 469 92.7% 75.0% -45 -156
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 44 30 19 66.7% 43.1% -15 -25
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,136 1,037 850 91.3% 74.8% -99 -286
糖尿病(再掲) 577 537 437 93.0% 75.7% -40 -140
Ⅴ 精神及び行動の障害 665 547 415 82.2% 62.3% -118 -251
Ⅵ 神経系の疾患 358 328 261 91.7% 73.0% -30 -97
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 813 737 595 90.6% 73.1% -76 -219
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 263 228 175 86.5% 66.4% -35 -89
Ⅸ 循環器系の疾患 2,666 2,696 2,394 101.1% 89.8% 30 -272
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 386 402 361 104.1% 93.6% 16 -25
脳血管疾患(再掲) 345 367 336 106.5% 97.4% 22 -9
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,585 1,260 949 79.5% 59.9% -325 -636
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,280 1,925 1,486 84.4% 65.2% -355 -794
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 795 649 507 81.7% 63.8% -146 -288
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,085 1,982 1,653 95.1% 79.3% -103 -432
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 824 743 606 90.2% 73.6% -81 -218
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 92 61 40 66.4% 44.0% -31 -51
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 177 154 118 87.2% 66.8% -23 -59
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 581 498 390 85.6% 67.0% -83 -191
骨折(再掲) 184 185 162 100.5% 87.7% 1 -23
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,466 1,235 965 84.2% 65.8% -231 -501

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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