嶺南二次医療圏

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嶺南二次医療圏

敦賀市/小浜市/三方郡美浜町/大飯郡高浜町/大飯郡おおい町/三方上中郡若狭町

嶺南二次医療圏の地域に関するコメント

嶺南医療圏の2045年時点での人口減少割合は約28.8%となっています。福井県全体の人口減少率が約21.9%であり、福井県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、福井県の平均の増加率約4.85%に対して、減少率約4.9%となっており、福井県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約2,000人減少が予想されており、2番目に増加数が低いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約-8.1%となっており、循環器疾患は増加し、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

嶺南二次医療圏の人口推移(人)

嶺南二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

嶺南二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は福井県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 7,227 7,059 6,882 6,659 6,330 6,007 5,651
増加率 100.0% 97.7% 95.2% 92.1% 87.6% 83.1% 78.2%

嶺南二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は福井県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 7,227 6,659 5,651 92.1% 78.2% -568 -1,575
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 249 212 169 84.9% 67.9% -38 -80
Ⅱ 新生物 237 230 201 96.7% 84.6% -8 -37
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 498 477 410 95.8% 82.3% -21 -88
糖尿病(再掲) 280 280 250 100.1% 89.4% 0 -30
Ⅴ 精神及び行動の障害 199 168 134 84.1% 67.4% -32 -65
Ⅵ 神経系の疾患 184 187 172 102.0% 93.4% 4 -12
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 385 379 335 98.3% 87.0% -7 -50
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 88 74 61 84.0% 69.2% -14 -27
Ⅸ 循環器系の疾患 1,060 1,081 973 102.0% 91.7% 21 -88
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 170 183 170 107.3% 99.9% 12 0
脳血管疾患(再掲) 56 67 60 118.9% 106.0% 11 3
Ⅹ 呼吸器系の疾患 791 653 526 82.6% 66.5% -138 -265
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,044 923 765 88.4% 73.3% -121 -279
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 523 429 338 82.0% 64.6% -94 -185
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 851 849 740 99.7% 86.9% -3 -112
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 255 239 202 93.9% 79.3% -16 -53
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 17 13 10 78.7% 59.6% -4 -7
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 37 36 31 95.6% 82.4% -2 -7
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 254 226 187 89.0% 73.8% -28 -67
骨折(再掲) 19 21 16 109.3% 86.2% 2 -3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 552 484 398 87.6% 72.0% -69 -155

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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