岐阜二次医療圏

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岐阜二次医療圏

岐阜市/羽島市/各務原市/山県市/瑞穂市/本巣市/羽島郡岐南町/羽島郡笠松町/本巣郡北方町

岐阜二次医療圏の地域に関するコメント

岐阜医療圏の2045年時点での人口減少割合は約18.27%となっています。岐阜県全体の人口減少率が約23.4%であり、岐阜県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岐阜県の平均の増加率約5.51%に対して、増加率約11.61%となっており、岐阜県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約24,600人増加が予想されており、最も増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-8%増加する予想となっており、循環器系の疾患の患者が増加、消化器系の疾患や健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

岐阜二次医療圏の人口推移(人)

岐阜二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

岐阜二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は福岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 46,441 46,933 46,653 45,879 44,559 43,784 42,740
増加率 100.0% 101.1% 100.5% 98.8% 95.9% 94.3% 92.0%

岐阜二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は福岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 46,441 45,879 42,740 98.8% 92.0% -562 -3,701
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,097 1,047 961 95.4% 87.6% -50 -136
Ⅱ 新生物 1,353 1,365 1,286 100.9% 95.1% 12 -67
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 43 37 29 87.2% 68.0% -5 -14
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 3,024 3,041 2,876 100.6% 95.1% 17 -148
糖尿病(再掲) 1,644 1,656 1,617 100.7% 98.4% 12 -27
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,530 1,426 1,285 93.2% 84.0% -103 -244
Ⅵ 神経系の疾患 1,073 1,154 1,079 107.5% 100.6% 81 6
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,225 2,247 2,092 101.0% 94.0% 21 -133
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 428 368 329 86.0% 77.0% -60 -98
Ⅸ 循環器系の疾患 6,778 7,602 7,404 112.2% 109.2% 824 626
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 1,155 1,358 1,353 117.6% 117.2% 203 199
脳血管疾患(再掲) 640 755 736 118.0% 115.0% 115 96
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,764 3,332 2,958 88.5% 78.6% -432 -806
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 7,305 6,905 6,278 94.5% 85.9% -400 -1,028
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,250 1,155 1,040 92.4% 83.2% -96 -210
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 7,423 7,683 7,388 103.5% 99.5% 259 -35
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,248 1,241 1,139 99.4% 91.3% -7 -109
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 164 135 111 82.3% 67.7% -29 -53
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 39 31 27 81.0% 70.0% -7 -12
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 77 62 54 80.8% 69.8% -15 -23
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 423 381 352 90.0% 83.2% -42 -71
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,075 1,960 1,744 94.4% 84.1% -115 -331
骨折(再掲) 648 650 585 100.3% 90.3% 2 -63
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 5,123 4,709 4,306 91.9% 84.1% -414 -817

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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