東濃二次医療圏

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東濃二次医療圏

多治見市/中津川市/瑞浪市/恵那市/土岐市

東濃二次医療圏の地域に関するコメント

東濃医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.38%となっています。岐阜県全体の人口減少率が約23.4%であり、岐阜県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岐阜県の平均の増加率約5.51%に対して、増加率約1.23%となっており、岐阜県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約1,200人増加が予想されており、2番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約-17.4%増加する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用疾患の患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東濃二次医療圏の人口推移(人)

東濃二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東濃二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岐阜県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 20,601 20,487 20,153 19,586 18,705 17,922 17,020
増加率 100.0% 99.4% 97.8% 95.1% 90.8% 87.0% 82.6%

東濃二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岐阜県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 20,601 19,586 17,020 95.1% 82.6% -1,015 -3,581
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 470 432 373 91.8% 79.3% -39 -97
Ⅱ 新生物 611 591 517 96.7% 84.6% -20 -94
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 17 14 10 80.0% 58.5% -3 -7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,383 1,334 1,164 96.5% 84.2% -48 -219
糖尿病(再掲) 757 736 663 97.3% 87.6% -20 -94
Ⅴ 精神及び行動の障害 651 581 490 89.2% 75.3% -70 -161
Ⅵ 神経系の疾患 494 507 450 102.8% 91.1% 14 -44
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 996 964 839 96.7% 84.2% -33 -157
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 177 145 119 81.7% 66.8% -32 -59
Ⅸ 循環器系の疾患 3,242 3,488 3,208 107.6% 98.9% 246 -34
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 563 636 600 112.9% 106.7% 73 38
脳血管疾患(再掲) 311 350 325 112.6% 104.4% 39 14
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,547 1,303 1,071 84.2% 69.3% -244 -475
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,178 2,863 2,414 90.1% 76.0% -315 -764
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 529 470 393 88.9% 74.4% -59 -135
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,422 3,429 3,050 100.2% 89.1% 7 -373
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 546 521 448 95.5% 82.2% -25 -97
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 61 45 34 73.7% 56.1% -16 -27
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 15 11 9 74.1% 58.2% -4 -6
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 29 22 17 74.7% 58.6% -7 -12
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 180 157 131 87.3% 72.8% -23 -49
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 890 796 664 89.5% 74.6% -94 -226
骨折(再掲) 291 279 237 96.0% 81.4% -12 -54
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,164 1,915 1,621 88.5% 74.9% -250 -543

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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