中濃二次医療圏

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中濃二次医療圏

関市/美濃市/美濃加茂市/可児市/郡上市/加茂郡坂祝町/加茂郡富加町/加茂郡川辺町/加茂郡七宗町/加茂郡八百津町/加茂郡白川町/加茂郡東白川村/可児郡御嵩町

中濃二次医療圏の地域に関するコメント

中濃医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.25%となっています。岐阜県全体の人口減少率が約23.4%であり、岐阜県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岐阜県の平均の増加率約5.51%に対して、増加率約9.15%となっており、岐阜県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約9,600人増加が予想されており、岐阜県で2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-11.6%増加する予想なっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

中濃二次医療圏の人口推移(人)

中濃二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中濃二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岐阜県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 22,286 22,504 22,500 22,167 21,347 20,566 19,702
増加率 100.0% 101.0% 101.0% 99.5% 95.8% 92.3% 88.4%

中濃二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岐阜県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 22,286 22,167 19,702 99.5% 88.4% -119 -2,585
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 518 499 443 96.3% 85.5% -19 -75
Ⅱ 新生物 655 667 594 101.7% 90.7% 11 -61
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 18 16 12 88.8% 63.1% -2 -7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,467 1,481 1,320 101.0% 90.0% 14 -147
糖尿病(再掲) 807 817 755 101.2% 93.5% 10 -52
Ⅴ 精神及び行動の障害 713 662 574 92.8% 80.5% -51 -139
Ⅵ 神経系の疾患 527 567 511 107.6% 97.0% 40 -16
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,074 1,090 971 101.5% 90.5% 16 -103
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 202 173 147 85.7% 72.8% -29 -55
Ⅸ 循環器系の疾患 3,407 3,840 3,600 112.7% 105.7% 432 193
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 591 702 674 118.9% 114.2% 111 84
脳血管疾患(再掲) 326 387 364 118.8% 111.7% 61 38
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,753 1,550 1,316 88.5% 75.1% -202 -436
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,463 3,252 2,816 93.9% 81.3% -210 -646
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 585 547 467 93.5% 79.9% -38 -118
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,620 3,824 3,461 105.6% 95.6% 203 -159
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 592 596 522 100.6% 88.1% 4 -70
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 70 54 44 76.8% 62.8% -16 -26
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 18 14 12 80.2% 66.4% -4 -6
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 36 28 23 79.1% 65.5% -7 -12
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 196 181 155 92.1% 78.7% -15 -42
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 976 914 783 93.7% 80.3% -62 -193
骨折(再掲) 313 314 271 100.3% 86.6% 1 -42
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,397 2,213 1,930 92.3% 80.5% -184 -467

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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