前橋二次医療圏

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前橋二次医療圏

前橋市

前橋二次医療圏の地域に関するコメント

前橋保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約18.2%となっています。群馬県全体の人口減少率が約21.3%であり、群馬県の中で4番目に人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、群馬県の平均の増加率約12.2%に対して、増加率約21.5%となっており、群馬県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。しかし老年人口は約20000人増加が予想されており、増加数が3番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約6.0%減少となっており、循環器系疾患の患者の増加と呼吸器系や消化器系疾患の患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

前橋二次医療圏の人口推移(人)

前橋二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

前橋二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は群馬県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 18,117 18,419 18,488 18,378 17,966 17,566 17,025
増加率 100.0% 101.7% 102.0% 101.4% 99.2% 97.0% 94.0%

前橋二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は群馬県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 18,117 18,378 17,025 101.4% 94.0% 261 -1,091
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 423 375 321 88.7% 75.9% -48 -102
Ⅱ 新生物 541 572 538 105.7% 99.3% 31 -4
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 36 45 48 126.1% 134.1% 9 12
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,200 1,263 1,188 105.3% 98.9% 63 -13
糖尿病(再掲) 626 692 666 110.5% 106.4% 66 40
Ⅴ 精神及び行動の障害 567 527 457 92.9% 80.6% -40 -110
Ⅵ 神経系の疾患 473 522 504 110.2% 106.5% 48 31
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 589 634 601 107.7% 102.1% 45 12
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 170 176 166 103.6% 97.7% 6 -4
Ⅸ 循環器系の疾患 2,648 3,088 3,050 116.6% 115.2% 440 401
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 318 409 418 128.8% 131.6% 91 100
脳血管疾患(再掲) 370 470 474 127.1% 128.1% 100 104
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,515 1,335 1,150 88.1% 75.9% -180 -364
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,664 3,500 3,160 95.5% 86.2% -164 -505
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 734 689 611 93.8% 83.3% -45 -122
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,903 2,103 2,012 110.5% 105.7% 200 109
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 574 565 519 98.4% 90.4% -9 -55
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 34 26 21 76.0% 62.3% -8 -13
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 152 148 131 97.4% 85.8% -4 -22
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,021 933 818 91.4% 80.1% -88 -203
骨折(再掲) 154 164 154 106.5% 99.9% 10 0
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,871 1,877 1,731 100.3% 92.5% 6 -140

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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