広島二次医療圏

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広島二次医療圏

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広島二次医療圏の地域に関するコメント

広島医療圏の2045年時点での人口減少割合は約8.06％となっています。広島県全体の人口減少率が約14.6%であり、広島県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、広島県の平均の増加率約9.11%に対して、増加率約26.79%となっており、広島県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約89,900人増加が予想されており、最も増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.4％増加する予想となっており、循環器疾患や筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が増加、呼吸器系の疾患の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

広島二次医療圏の人口推移(人)

広島二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

広島二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は広島県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	80,295	83,484	85,353	85,819	85,054	84,697	83,822
増加率	100.0%	104.0%	106.3%	106.9%	105.9%	105.5%	104.4%

広島二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は広島県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	80,295	85,819	83,822	106.9%	104.4%	5,524	3,527
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	2,183	2,188	2,091	100.2%	95.8%	5	-92
Ⅱ　新生物	3,036	3,478	3,468	114.6%	114.2%	442	432
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	107	90	79	84.6%	74.2%	-16	-28
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	6,192	6,788	6,757	109.6%	109.1%	596	565
糖尿病（再掲）	3,230	3,589	3,645	111.1%	112.8%	358	415
Ⅴ　精神及び行動の障害	2,750	2,686	2,472	97.7%	89.9%	-64	-277
Ⅵ　神経系の疾患	1,482	1,718	1,755	115.9%	118.4%	236	273
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	3,633	3,920	3,941	107.9%	108.5%	287	307
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	1,271	1,298	1,251	102.1%	98.4%	27	-20
Ⅸ　循環器系の疾患	10,536	13,063	13,309	124.0%	126.3%	2,527	2,773
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	1,596	2,047	2,112	128.2%	132.3%	451	516
脳血管疾患（再掲）	1,290	1,705	1,765	132.2%	136.8%	415	474
Ⅹ　呼吸器系の疾患	9,074	8,721	8,150	96.1%	89.8%	-353	-924
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	16,314	16,863	16,073	103.4%	98.5%	549	-241
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	3,623	3,537	3,364	97.6%	92.9%	-86	-258
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	5,993	6,986	7,118	116.6%	118.8%	993	1,125
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,871	2,005	1,968	107.2%	105.2%	134	97
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	107	87	80	81.9%	75.3%	-19	-26
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	566	593	592	104.8%	104.7%	27	27
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	2,207	2,272	2,164	103.0%	98.1%	66	-43
骨折（再掲）	609	656	636	107.7%	104.3%	47	26
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	9,351	9,525	9,188	101.9%	98.3%	174	-163

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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