広島西二次医療圏

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広島西二次医療圏

大竹市/廿日市市

広島西二次医療圏の地域に関するコメント

広島西医療圏の2045年時点での人口減少割合は約12.68%となっています。広島県全体の人口減少率が約14.6%であり、広島県の中で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、広島県の平均の増加率約9.11%に対して、増加率約13.49%となっており、広島県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約5,500人増加が予想されており、広島県で4番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-3.1%増加する予想となっており、循環器疾患の患者が増加、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

広島西二次医療圏の人口推移(人)

広島西二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

広島西二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は広島県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 8,975 9,230 9,391 9,373 9,168 8,959 8,697
増加率 100.0% 102.8% 104.6% 104.4% 102.2% 99.8% 96.9%

広島西二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は広島県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 8,975 9,373 8,697 104.4% 96.9% 398 -278
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 238 233 208 97.9% 87.7% -5 -29
Ⅱ 新生物 355 401 371 112.8% 104.5% 46 16
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 10 8 7 84.0% 69.6% -2 -3
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 733 768 713 104.8% 97.2% 35 -20
糖尿病(再掲) 388 412 389 106.4% 100.4% 25 2
Ⅴ 精神及び行動の障害 288 269 243 93.4% 84.4% -19 -45
Ⅵ 神経系の疾患 172 195 190 113.7% 110.8% 24 19
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 420 441 415 104.9% 98.7% 21 -5
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 139 140 127 100.8% 91.5% 1 -12
Ⅸ 循環器系の疾患 1,289 1,542 1,470 119.6% 114.1% 252 181
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 198 248 235 125.2% 118.7% 50 37
脳血管疾患(再掲) 161 205 200 127.6% 124.1% 44 39
Ⅹ 呼吸器系の疾患 919 877 794 95.4% 86.4% -43 -125
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,788 1,782 1,633 99.7% 91.3% -6 -155
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 377 365 332 96.7% 88.2% -12 -45
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 717 821 772 114.6% 107.7% 104 55
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 212 220 204 103.7% 96.2% 8 -8
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 10 7 7 76.6% 70.5% -2 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 65 65 61 99.7% 94.1% 0 -4
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 237 240 220 101.2% 92.7% 3 -17
骨折(再掲) 68 72 65 106.0% 96.1% 4 -3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,005 998 928 99.3% 92.3% -7 -78

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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