日高二次医療圏

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日高二次医療圏

沙流郡日高町／沙流郡平取町／新冠郡新冠町／浦河郡浦河町／様似郡様似町／幌泉郡えりも町／日高郡新ひだか町

日高二次医療圏の地域に関するコメント

日高保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約50.75％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で６番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約22.78%となっており、北海道で10番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約4900人減少が予想されており、11番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約41.6％減少する予想となっており、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

日高二次医療圏の人口推移(人)

日高二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

日高二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	3,596	3,389	3,153	2,914	2,634	2,366	2,099
増加率	100.0%	94.3%	87.7%	81.0%	73.2%	65.8%	58.4%

日高二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	3,596	2,914	2,099	81.0%	58.4%	-682	-1,497
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	87	64	43	72.7%	49.2%	-24	-44
Ⅱ　新生物	134	113	82	84.5%	61.5%	-21	-52
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	8	6	5	82.0%	62.8%	-1	-3
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	230	192	142	83.5%	61.8%	-38	-88
糖尿病（再掲）	114	97	73	85.5%	64.1%	-16	-41
Ⅴ　精神及び行動の障害	135	100	67	74.2%	49.5%	-35	-68
Ⅵ　神経系の疾患	113	106	81	93.1%	71.6%	-8	-32
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	115	93	67	81.2%	58.6%	-22	-48
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	28	21	14	76.0%	50.9%	-7	-14
Ⅸ　循環器系の疾患	489	464	369	94.8%	75.5%	-26	-120
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	71	71	59	100.3%	83.0%	0	-12
脳血管疾患（再掲）	63	62	50	98.4%	79.4%	-1	-13
Ⅹ　呼吸器系の疾患	281	189	123	67.2%	43.7%	-92	-158
肺炎（再掲）	4	3	2	63.1%	45.1%	-1	-2
ⅩⅠ　消化器系の疾患	598	442	298	74.0%	49.8%	-156	-300
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	177	126	82	70.7%	46.5%	-52	-95
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	425	385	290	90.6%	68.2%	-40	-135
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	194	164	120	84.2%	61.8%	-31	-74
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	5	3	2	53.0%	32.9%	-2	-3
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	1	1	0	55.9%	32.8%	-1	-1
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	2	1	1	59.4%	34.4%	-1	-2
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	41	34	25	84.0%	60.6%	-6	-16
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	144	114	81	78.8%	55.9%	-31	-64
骨折（再掲）	47	42	33	89.9%	69.4%	-5	-14
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	387	297	207	76.8%	53.4%	-90	-180

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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