上川北部二次医療圏

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上川北部二次医療圏

士別市/名寄市/上川郡和寒町/上川郡剣淵町/上川郡下川町/中川郡美深町/中川郡音威子府村/中川郡中川町

上川北部二次医療圏の地域に関するコメント

上川北部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約46.36%となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で4番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約26.04%となっており、北海道で8番目に老年人口の増加率が低いとなっています。老年人口は約5900人減少が予想されており、9番目に増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約39.4%減少する予想となっており、筋骨格系の患者や消化器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

上川北部二次医療圏の人口推移(人)

上川北部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

上川北部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 3,567 3,365 3,143 2,908 2,647 2,400 2,160
増加率 100.0% 94.3% 88.1% 81.5% 74.2% 67.3% 60.6%

上川北部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 3,567 2,908 2,160 81.5% 60.6% -659 -1,407
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 84 63 44 74.5% 52.3% -21 -40
Ⅱ 新生物 135 112 85 83.0% 62.5% -23 -51
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 8 7 5 85.8% 64.7% -1 -3
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 230 191 145 83.0% 63.1% -39 -85
糖尿病(再掲) 114 97 75 84.5% 65.5% -18 -39
Ⅴ 精神及び行動の障害 130 100 71 76.9% 54.4% -30 -59
Ⅵ 神経系の疾患 117 108 84 92.1% 71.4% -9 -33
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 116 94 69 80.8% 59.6% -22 -47
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 27 21 14 75.7% 52.8% -7 -13
Ⅸ 循環器系の疾患 508 471 378 92.6% 74.3% -37 -131
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 75 74 61 98.1% 81.3% -1 -14
脳血管疾患(再掲) 66 64 52 96.0% 78.1% -3 -15
Ⅹ 呼吸器系の疾患 262 183 124 69.8% 47.5% -79 -138
肺炎(再掲) 4 2 2 65.8% 49.4% -1 -2
ⅩⅠ 消化器系の疾患 577 436 309 75.6% 53.5% -141 -268
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 171 125 86 73.2% 50.6% -46 -84
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 438 388 296 88.5% 67.6% -51 -142
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 194 163 125 84.0% 64.5% -31 -69
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 5 3 2 58.8% 35.8% -2 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 1 1 0 62.7% 38.5% 0 -1
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 2 1 1 61.1% 37.4% -1 -1
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 41 34 25 83.1% 61.5% -7 -16
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 141 114 84 80.4% 59.3% -28 -57
骨折(再掲) 48 43 33 89.9% 69.8% -5 -14
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 378 295 212 77.9% 56.1% -84 -166

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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