南檜山二次医療圏

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南檜山二次医療圏

檜山郡江差町／檜山郡上ノ国町／檜山郡厚沢部町／爾志郡乙部町／奥尻郡奥尻町

南檜山二次医療圏の地域に関するコメント

南檜山保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約59.63％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で最も人口の減少率が高い医療件になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約-41.96%となっており、北海道で最も老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約3700人減少が予想されており、北海道で8番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約53.5％減少となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

南檜山二次医療圏の人口推移(人)

南檜山二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南檜山二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	1,330	1,212	1,093	976	847	728	618
増加率	100.0%	91.1%	82.2%	73.4%	63.7%	54.7%	46.5%

南檜山二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	1,330	976	618	73.4%	46.5%	-354	-712
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	30	20	12	66.8%	40.0%	-10	-18
Ⅱ　新生物	52	39	25	75.4%	47.6%	-13	-27
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	3	2	2	76.4%	51.7%	-1	-1
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	88	66	43	74.7%	48.3%	-22	-46
糖尿病（再掲）	44	33	22	76.0%	49.5%	-11	-22
Ⅴ　精神及び行動の障害	48	32	19	67.3%	40.5%	-16	-28
Ⅵ　神経系の疾患	45	37	25	83.2%	55.5%	-7	-20
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	43	32	20	73.4%	46.5%	-11	-23
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	10	7	4	69.8%	41.1%	-3	-6
Ⅸ　循環器系の疾患	197	164	113	83.4%	57.3%	-33	-84
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	29	25	18	87.5%	62.4%	-4	-11
脳血管疾患（再掲）	26	22	15	86.2%	59.8%	-4	-10
Ⅹ　呼吸器系の疾患	91	56	33	62.0%	36.5%	-34	-57
肺炎（再掲）	1	1	0	58.7%	37.6%	-1	-1
ⅩⅠ　消化器系の疾患	212	142	85	67.0%	40.2%	-70	-127
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	60	39	23	65.0%	38.2%	-21	-37
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	169	136	89	80.6%	52.6%	-33	-80
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	73	55	35	74.9%	47.8%	-18	-38
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	2	1	0	54.2%	27.4%	-1	-1
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0	54.9%	30.1%	0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	1	0	0	51.2%	27.2%	0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	15	12	7	75.7%	47.7%	-4	-8
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	52	37	23	71.5%	45.2%	-15	-28
骨折（再掲）	18	15	10	80.2%	54.5%	-4	-8
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	139	98	60	70.3%	42.9%	-41	-80

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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