南空知二次医療圏

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南空知二次医療圏

夕張市／岩見沢市／美唄市／三笠市／空知郡南幌町／夕張郡由仁町／夕張郡長沼町／夕張郡栗山町／樺戸郡月形町

南空知二次医療圏の地域に関するコメント

南空知保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約49.35％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で8番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約25.18%と名道で12番目に老年人口の増加率が高いとなっています。しかし老年人口は約14900人減少が予想されており、4番目に増加数が少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約41.2％減少する予想となっており消化器系の疾患と筋骨格系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

南空知二次医療圏の人口推移(人)

南空知二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南空知二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	8,725	8,224	7,678	7,098	6,418	5,775	5,128
増加率	100.0%	94.3%	88.0%	81.4%	73.6%	66.2%	58.8%

南空知二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	8,725	7,098	5,128	81.4%	58.8%	-1,627	-3,596
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	201	149	101	74.1%	50.3%	-52	-100
Ⅱ　新生物	339	283	205	83.6%	60.5%	-56	-134
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	19	16	12	84.7%	65.4%	-3	-6
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	572	475	349	83.0%	60.9%	-97	-223
糖尿病（再掲）	287	243	180	84.5%	62.7%	-44	-107
Ⅴ　精神及び行動の障害	319	237	160	74.3%	50.3%	-82	-159
Ⅵ　神経系の疾患	286	265	204	92.8%	71.2%	-21	-82
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	285	230	166	80.7%	58.2%	-55	-119
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	66	51	34	76.5%	51.2%	-16	-32
Ⅸ　循環器系の疾患	1,257	1,177	930	93.6%	74.0%	-80	-327
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	185	183	151	99.3%	81.7%	-1	-34
脳血管疾患（再掲）	164	160	128	97.4%	78.3%	-4	-36
Ⅹ　呼吸器系の疾患	603	418	278	69.4%	46.1%	-185	-325
肺炎（再掲）	8	5	4	65.6%	47.6%	-3	-4
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,413	1,048	711	74.2%	50.3%	-365	-702
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	411	294	195	71.4%	47.5%	-117	-216
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,079	967	725	89.6%	67.2%	-112	-354
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	487	407	298	83.5%	61.2%	-80	-189
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	11	6	4	56.6%	34.2%	-5	-7
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	2	1	1	58.6%	35.3%	-1	-1
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	5	3	2	59.5%	35.6%	-2	-3
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	100	84	60	83.4%	60.2%	-17	-40
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	344	272	195	79.2%	56.8%	-72	-148
骨折（再掲）	116	104	81	90.0%	69.9%	-12	-35
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	923	713	497	77.3%	53.8%	-210	-426

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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