阪神二次医療圏

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阪神二次医療圏

尼崎市/西宮市/芦屋市/伊丹市/宝塚市/川西市/三田市/川辺郡猪名川町

阪神二次医療圏の地域に関するコメント

阪神医療圏の2045年時点での人口減少割合は約14.5%となっています。兵庫県全体の人口減少率が約18.0%であり、兵庫県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、兵庫県の平均の増加率約17.4%に対して、増加率約30.6%となっており、兵庫県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約139,400人増加が予想されており、最も増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約33.6%増加する予想となっており、循環器疾患や呼吸器系の疾患・損傷、中毒及びその他の外因の影響の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

阪神二次医療圏の人口推移(人)

阪神二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

阪神二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は兵庫県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 15,956 17,771 19,416 20,490 21,263 21,375 21,316
増加率 100.0% 111.4% 121.7% 128.4% 133.3% 134.0% 133.6%

阪神二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は兵庫県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 15,956 20,490 21,316 128.4% 133.6% 4,534 5,359
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 241 353 382 146.5% 158.6% 112 141
Ⅱ 新生物 1,933 2,258 2,309 116.8% 119.5% 325 376
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 31 41 41 132.0% 133.5% 10 10
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 428 601 624 140.4% 145.8% 173 196
糖尿病(再掲) 340 437 441 128.6% 129.7% 97 101
Ⅴ 精神及び行動の障害 3,240 3,500 3,347 108.0% 103.3% 260 107
Ⅵ 神経系の疾患 1,299 1,659 1,724 127.7% 132.7% 360 425
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 126 136 150 107.6% 119.0% 10 24
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 0 0 0     0 0
Ⅸ 循環器系の疾患 2,833 3,960 4,275 139.8% 150.9% 1,127 1,442
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 695 1,039 1,152 149.5% 165.8% 344 457
脳血管疾患(再掲) 1,857 2,623 2,812 141.2% 151.4% 766 955
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,079 1,692 1,866 156.8% 172.9% 613 787
肺炎(再掲) 327 550 618 167.9% 188.6% 222 290
ⅩⅠ 消化器系の疾患 928 1,157 1,192 124.7% 128.5% 229 264
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 59 97 107 163.3% 180.4% 38 48
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 864 1,130 1,186 130.8% 137.2% 266 322
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 481 722 774 149.9% 160.8% 240 293
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 193 154 131 80.0% 68.1% -39 -62
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 90 72 63 79.2% 69.7% -19 -27
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 60 48 42 79.1% 69.6% -13 -18
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 179 288 324 160.5% 180.8% 109 145
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,831 2,527 2,671 138.0% 145.9% 695 840
骨折(再掲) 1,268 1,855 2,003 146.2% 157.9% 586 735
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 59 97 107 163.3% 180.4% 38 48

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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