神戸二次医療圏

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神戸二次医療圏

神戸市東灘区/神戸市灘区/神戸市兵庫区/神戸市長田区/神戸市須磨区/神戸市垂水区/神戸市北区/神戸市中央区/神戸市西区

神戸二次医療圏の地域に関するコメント

神戸医療圏の2045年時点での人口減少割合は約15.7%となっています。兵庫県全体の人口減少率が約18.0%であり、兵庫県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、兵庫県の平均の増加率約17.4%に対して、増加率約23.3%となっており、兵庫県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約97,300人増の加が予想されており、兵庫県で2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約30.1%増加する予想となっており、循環器疾患や呼吸器系の疾患・損傷、中毒及びその他の外因の影響の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

神戸二次医療圏の人口推移(人)

神戸二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

神戸二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は兵庫県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 14,640 16,349 17,755 18,701 19,392 19,355 19,040
増加率 100.0% 111.7% 121.3% 127.7% 132.5% 132.2% 130.1%

神戸二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は兵庫県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 14,640 18,701 19,040 127.7% 130.1% 4,061 4,400
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 226 327 350 144.5% 154.7% 101 124
Ⅱ 新生物 1,748 2,025 2,009 115.8% 114.9% 277 261
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 29 37 34 126.3% 116.9% 8 5
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 397 552 562 139.0% 141.5% 155 165
糖尿病(再掲) 311 397 390 127.4% 125.3% 85 79
Ⅴ 精神及び行動の障害 2,900 3,100 2,918 106.9% 100.6% 200 17
Ⅵ 神経系の疾患 1,192 1,514 1,530 127.0% 128.3% 322 338
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 115 122 125 106.8% 109.0% 8 10
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 0 0 0     0 0
Ⅸ 循環器系の疾患 2,637 3,662 3,870 138.9% 146.8% 1,026 1,234
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 652 973 1,061 149.1% 162.6% 321 408
脳血管疾患(再掲) 1,731 2,421 2,538 139.9% 146.6% 690 807
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,016 1,587 1,710 156.2% 168.4% 571 695
肺炎(再掲) 313 520 573 166.3% 183.1% 207 260
ⅩⅠ 消化器系の疾患 847 1,052 1,061 124.1% 125.2% 204 213
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 57 91 98 158.7% 171.3% 34 41
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 797 1,031 1,051 129.3% 131.8% 234 254
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 453 667 706 147.1% 155.8% 214 253
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 170 134 112 78.7% 66.0% -36 -58
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 74 60 50 80.4% 67.9% -15 -24
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 50 40 34 80.2% 67.8% -10 -16
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 171 271 300 159.1% 175.7% 101 129
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,702 2,337 2,420 137.3% 142.2% 635 719
骨折(再掲) 1,194 1,725 1,828 144.4% 153.1% 531 634
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 57 91 98 158.7% 171.3% 34 41

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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