水戸二次医療圏

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水戸二次医療圏

水戸市／笠間市／小美玉市／東茨城郡茨城町／東茨城郡大洗町／東茨城郡城里町

水戸二次医療圏の地域に関するコメント

水戸医療圏の2045年時点での人口減少割合は約20.9％となっています。茨城県全体の人口減少率が約25.4%であり、茨城県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、茨城県の平均の増加率約14.7%に対して、増加率約21.1%となっており、茨城県で2番目に老年人口の増加率が高いとなっています。また老年人口は約26400人増加が予想されており、2番目に増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約9.6％減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者は増加し呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

水戸二次医療圏の人口推移(人)

水戸二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

水戸二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は茨城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	25,017	25,312	25,303	24,993	24,253	23,503	22,608
増加率	100.0%	101.2%	101.1%	99.9%	96.9%	93.9%	90.4%

水戸二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は茨城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	25,017	24,993	22,608	99.9%	90.4%	-24	-2,409
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	679	627	550	92.3%	80.9%	-52	-130
Ⅱ　新生物	761	784	721	103.0%	94.8%	23	-40
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	51	40	30	78.1%	58.2%	-11	-21
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,555	1,619	1,476	104.1%	94.9%	64	-79
糖尿病（再掲）	890	968	902	108.8%	101.4%	78	12
Ⅴ　精神及び行動の障害	902	814	671	90.3%	74.4%	-88	-231
Ⅵ　神経系の疾患	523	551	510	105.2%	97.5%	27	-13
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,405	1,484	1,396	105.6%	99.3%	79	-9
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	293	276	240	94.2%	81.7%	-17	-54
Ⅸ　循環器系の疾患	3,547	4,056	3,905	114.4%	110.1%	510	358
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	412	501	507	121.5%	123.2%	89	95
脳血管疾患（再掲）	400	474	456	118.5%	114.0%	74	56
Ⅹ　呼吸器系の疾患	2,193	1,915	1,621	87.4%	73.9%	-277	-572
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	4,418	4,243	3,730	96.0%	84.4%	-175	-688
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	868	776	661	89.4%	76.2%	-92	-207
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	2,196	2,433	2,287	110.8%	104.2%	237	91
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,158	1,149	1,047	99.3%	90.5%	-9	-110
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	50	37	28	73.2%	55.8%	-13	-22
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	47	36	28	77.3%	60.4%	-11	-19
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	339	320	281	94.4%	83.0%	-19	-58
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,046	979	864	93.7%	82.7%	-66	-181
骨折（再掲）	180	190	176	105.6%	97.8%	10	-4
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	2,986	2,854	2,561	95.6%	85.8%	-132	-425

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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