取手・竜ヶ崎二次医療圏

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取手・竜ヶ崎二次医療圏

龍ケ崎市/取手市/牛久市/守谷市/稲敷市/稲敷郡美浦村/稲敷郡阿見町/稲敷郡河内町/北相馬郡利根町

取手・竜ヶ崎二次医療圏の地域に関するコメント

取手・竜ヶ崎医療圏の2045年時点での人口減少割合は約23.6%となっています。茨城県全体の人口減少率が約25.4%であり、茨城県の中3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、茨城県の平均の増加率約14.7%に対して、増加率約15.1%となっており、茨城県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約19200人増加が予想されており、3番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約12.8%減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者は増加し、呼吸器系の疾患・消化器系の疾患の患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

取手・竜ヶ崎二次医療圏の人口推移(人)

取手・竜ヶ崎二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

取手・竜ヶ崎二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は茨城県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 24,963 25,516 25,469 24,814 23,636 22,669 21,757
増加率 100.0% 102.2% 102.0% 99.4% 94.7% 90.8% 87.2%

取手・竜ヶ崎二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は茨城県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 24,963 24,814 21,757 99.4% 87.2% -149 -3,206
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 671 619 532 92.3% 79.3% -51 -139
Ⅱ 新生物 777 782 697 100.7% 89.7% 5 -80
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 49 38 29 76.5% 58.4% -12 -21
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,586 1,620 1,423 102.2% 89.8% 35 -162
糖尿病(再掲) 904 973 865 107.7% 95.7% 69 -39
Ⅴ 精神及び行動の障害 892 792 638 88.7% 71.5% -100 -255
Ⅵ 神経系の疾患 512 548 486 107.0% 94.9% 36 -26
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,389 1,480 1,339 106.6% 96.4% 92 -49
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 299 276 237 92.4% 79.3% -23 -62
Ⅸ 循環器系の疾患 3,513 4,090 3,729 116.4% 106.1% 576 216
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 398 497 477 125.0% 120.0% 99 79
脳血管疾患(再掲) 398 485 438 121.9% 110.0% 87 40
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,175 1,877 1,589 86.3% 73.1% -298 -586
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,445 4,194 3,577 94.4% 80.5% -250 -867
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 868 762 645 87.8% 74.3% -106 -223
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,193 2,464 2,201 112.3% 100.3% 270 7
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,159 1,133 1,006 97.7% 86.8% -26 -153
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 48 34 28 70.1% 57.7% -14 -20
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 46 35 28 76.7% 62.5% -11 -17
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 339 311 270 91.9% 79.7% -27 -69
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,051 959 828 91.2% 78.8% -92 -223
骨折(再掲) 180 189 168 105.0% 93.6% 9 -11
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,950 2,799 2,473 94.9% 83.8% -151 -477

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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