能登北部二次医療圏

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能登北部二次医療圏

輪島市/珠洲市/鳳珠郡穴水町/鳳珠郡能登町

能登北部二次医療圏の地域に関するコメント

能登北部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約57.35%となっています。石川県全体の人口減少率が約17.9%であり、石川県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、石川県の平均の増加率約9.82%に対して、増加率約-46.19%となっており、石川県で最も老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約14,100人減少が予想されており、最も増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約-53.8%増加する予想となっており、循環器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格系及び結合組織の疾患の患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

能登北部二次医療圏の人口推移(人)

能登北部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

能登北部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は石川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 4,018 3,642 3,299 2,936 2,545 2,182 1,857
増加率 100.0% 90.6% 82.1% 73.1% 63.3% 54.3% 46.2%

能登北部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は石川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 4,018 2,936 1,857 73.1% 46.2% -1,082 -2,161
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 90 60 35 66.8% 38.4% -30 -56
Ⅱ 新生物 161 117 74 72.6% 46.2% -44 -86
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 3 2 1 51.1% 29.8% -2 -2
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 276 203 131 73.7% 47.4% -72 -145
糖尿病(再掲) 139 104 65 75.0% 46.5% -35 -74
Ⅴ 精神及び行動の障害 108 77 49 71.4% 45.1% -31 -59
Ⅵ 神経系の疾患 101 80 55 79.3% 54.4% -21 -46
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 204 154 97 75.3% 47.6% -51 -107
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 57 36 21 63.3% 37.1% -21 -36
Ⅸ 循環器系の疾患 542 438 289 80.8% 53.3% -104 -253
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 125 108 74 86.6% 59.4% -17 -51
脳血管疾患(再掲) 51 43 29 85.4% 56.1% -7 -22
Ⅹ 呼吸器系の疾患 282 185 112 65.5% 39.6% -97 -170
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 636 428 265 67.2% 41.6% -209 -372
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 136 93 58 68.0% 42.5% -44 -78
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 617 478 297 77.4% 48.2% -139 -320
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 228 167 107 73.2% 46.8% -61 -121
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 3 2 1 65.5% 32.2% -1 -2
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 33 23 14 69.4% 41.1% -10 -19
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 147 103 64 70.0% 43.6% -44 -83
骨折(再掲) 48 37 25 75.7% 51.2% -12 -24
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 394 293 190 74.2% 48.1% -101 -204

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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