能登中部二次医療圏

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能登中部二次医療圏

七尾市/羽咋市/羽咋郡志賀町/羽咋郡宝達志水町/鹿島郡中能登町

能登中部二次医療圏の地域に関するコメント

能登中部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約39.84%となっています。石川県全体の人口減少率が約17.9%であり、石川県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、石川県の平均の増加率約9.82%に対して、増加率約-21.89%となっており、石川県で2番目に老年人口の減少率が低い医療圏となっています。また老年人口は約10,100人減少が予想されており、石川県で2番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-33.9%増加する予想なっており、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格系及び結合組織の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

能登中部二次医療圏の人口推移(人)

能登中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

能登中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は石川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 6,882 6,638 6,353 5,963 5,461 4,994 4,551
増加率 100.0% 96.4% 92.3% 86.6% 79.3% 72.6% 66.1%

能登中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は石川県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 6,882 5,963 4,551 86.6% 66.1% -920 -2,332
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 171 135 97 79.2% 56.9% -36 -73
Ⅱ 新生物 265 231 178 87.2% 67.1% -34 -87
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 9 5 4 55.6% 46.4% -4 -5
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 443 391 303 88.3% 68.4% -52 -140
糖尿病(再掲) 222 197 148 88.8% 66.8% -25 -74
Ⅴ 精神及び行動の障害 196 162 123 82.6% 62.7% -34 -73
Ⅵ 神経系の疾患 160 155 124 96.9% 77.8% -5 -36
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 343 307 235 89.5% 68.5% -36 -108
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 106 79 60 74.9% 56.4% -26 -46
Ⅸ 循環器系の疾患 818 803 633 98.2% 77.4% -15 -185
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 180 193 156 106.9% 86.6% 12 -24
脳血管疾患(再掲) 75 75 60 100.2% 80.3% 0 -15
Ⅹ 呼吸器系の疾患 578 444 331 76.8% 57.3% -134 -247
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,154 917 690 79.5% 59.8% -237 -464
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 267 210 159 78.7% 59.6% -57 -108
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 968 905 680 93.5% 70.3% -63 -288
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 389 341 259 87.5% 66.5% -49 -130
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 8 6 4 82.3% 55.6% -1 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 54 44 33 81.4% 61.5% -10 -21
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 271 221 166 81.4% 61.3% -51 -105
骨折(再掲) 78 70 56 89.7% 71.0% -8 -23
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 682 605 470 88.7% 68.8% -77 -213

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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