岩手中部二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

岩手中部二次医療圏

花巻市/北上市/遠野市/和賀郡西和賀町

岩手中部二次医療圏の地域に関するコメント

岩手中部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約27.56%となっています。岩手県全体の人口減少率が約30.90%であり、岩手県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、岩手県の平均の減少率約1.58%に対して、減少率約0.29%となっており、岩手県で最も老年人口の減少率が低い医療圏となっています。また老年人口は約200人の減少が予想されており、岩手県で最も減少数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.2%減少する予想となっており、呼吸器系疾患や消化器疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

岩手中部二次医療圏の人口推移(人)

岩手中部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

岩手中部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 12,146 11,949 11,667 11,329 10,855 10,354 9,821
増加率 100.0% 98.4% 96.1% 93.3% 89.4% 85.2% 80.9%

岩手中部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岩手県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 12,146 11,329 9,821 93.3% 80.9% -817 -2,326
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 406 349 287 86.0% 70.7% -57 -119
Ⅱ 新生物 443 426 377 96.2% 85.2% -17 -65
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 17 17 11 94.7% 63.0% -1 -6
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 631 609 540 96.5% 85.6% -22 -91
糖尿病(再掲) 370 358 312 96.9% 84.2% -12 -58
Ⅴ 精神及び行動の障害 368 301 236 81.8% 64.0% -67 -132
Ⅵ 神経系の疾患 177 165 143 93.5% 80.9% -12 -34
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 849 809 716 95.3% 84.3% -40 -133
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 123 103 91 84.1% 73.9% -19 -32
Ⅸ 循環器系の疾患 1,740 1,782 1,652 102.4% 94.9% 42 -88
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 231 253 241 109.2% 104.3% 21 10
脳血管疾患(再掲) 216 234 224 108.5% 104.1% 18 9
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,091 928 757 85.1% 69.4% -163 -334
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,524 1,352 1,133 88.7% 74.4% -172 -390
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 822 713 593 86.7% 72.1% -109 -229
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,802 1,806 1,616 100.2% 89.6% 4 -187
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 543 530 462 97.5% 85.0% -14 -82
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 36 25 19 69.8% 52.7% -11 -17
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 156 134 112 85.6% 72.1% -22 -44
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 369 323 267 87.5% 72.2% -46 -103
骨折(再掲) 53 48 41 90.8% 77.2% -5 -12
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,049 957 810 91.2% 77.2% -92 -239

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


事業承継Q&A

2018/09/01
医師全体の高齢化が進み、世代交代による診療所の承継開業の増加が今後予想されます。しかし、承継開業ではIT化をめ...詳細を見る
2018/09/01
当院は精神科病院の別組織として、障害者施設等を運営する社会福祉法人を設置しています。...詳細を見る
2018/09/01
開業から約30年が経ち、小さな修繕や医療機器の入れ替えはあったものの、内装については大きな改装をすることも...詳細を見る
2018/08/21
個人診療所を経営しています。医者になった息子は跡を継がないと言っていたのですが、先月、急に「戻ってくる」と連...詳細を見る

ページトップへ戻る