川崎南部二次医療圏

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川崎南部二次医療圏

川崎市川崎区／川崎市幸区／川崎市中原区

川崎南部二次医療圏の地域に関するコメント

川崎南部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約8.87％となっています。神奈川県全体の人口減少率が約0.9%であり、神奈川県で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、神奈川県の平均の増加率約34.2%に対して、増加率約48.0%となっており、神奈川県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約59,000人増加が予想されており、4番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約1.2％減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

川崎南部二次医療圏の人口推移(人)

川崎南部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

川崎南部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は神奈川県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	34,127	35,901	37,313	38,529	39,465	40,452	41,162
増加率	100.0%	105.2%	109.3%	112.9%	115.6%	118.5%	120.6%

川崎南部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は神奈川県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	34,127	38,529	41,162	112.9%	120.6%	4,402	7,035
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	760	826	852	108.8%	112.2%	67	93
Ⅱ　新生物	1,131	1,289	1,395	113.9%	123.3%	158	264
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	80	91	94	114.2%	117.7%	11	14
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,780	2,094	2,311	117.7%	129.8%	314	531
糖尿病（再掲）	829	1,007	1,129	121.5%	136.3%	178	301
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,124	1,214	1,245	108.1%	110.8%	91	121
Ⅵ　神経系の疾患	687	865	926	125.8%	134.8%	178	239
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,590	1,832	1,998	115.2%	125.6%	242	408
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	423	454	485	107.3%	114.6%	31	62
Ⅸ　循環器系の疾患	3,141	3,916	4,516	124.7%	143.8%	775	1,375
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	475	617	705	129.8%	148.2%	141	229
脳血管疾患（再掲）	386	488	578	126.3%	149.7%	101	192
Ⅹ　呼吸器系の疾患	3,602	3,765	3,842	104.5%	106.7%	163	240
肺炎（再掲）	33	33	36	99.6%	106.2%	0	2
ⅩⅠ　消化器系の疾患	7,467	8,306	8,691	111.2%	116.4%	839	1,223
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,136	1,242	1,278	109.3%	112.5%	106	142
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	3,371	4,025	4,563	119.4%	135.3%	654	1,192
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,634	1,810	1,907	110.8%	116.7%	176	273
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	70	64	63	91.5%	89.4%	-6	-7
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	14	14	14	99.5%	97.7%	0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	20	19	19	94.9%	93.7%	-1	-1
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	424	475	496	112.0%	117.1%	51	72
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,443	1,591	1,620	110.3%	112.3%	149	177
骨折（再掲）	404	469	494	116.1%	122.4%	65	90
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	4,229	4,635	4,846	109.6%	114.6%	406	617

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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