幡多二次医療圏

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幡多二次医療圏

宿毛市／土佐清水市／四万十市／幡多郡大月町／幡多郡三原村／幡多郡黒潮町

幡多二次医療圏の地域に関するコメント

幡多保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約44.99％となっています。高知県全体の人口減少率が約31.6%であり、高知県の中で3番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、高知県の平均の増加率約-11.06%に対して、増加率約-25.84%となっており、高知県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約8500人減少が予想されており、最も減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約38.9％減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者は減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

幡多二次医療圏の人口推移(人)

幡多二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

幡多二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は高知県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	5,328	5,020	4,752	4,436	4,024	3,634	3,255
増加率	100.0%	94.2%	89.2%	83.3%	75.5%	68.2%	61.1%

幡多二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は高知県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	5,328	4,436	3,255	83.3%	61.1%	-892	-2,073
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	100	79	54	79.0%	54.0%	-21	-46
Ⅱ　新生物	197	168	124	85.2%	62.9%	-29	-73
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	0	0	0			0	0
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	307	254	178	82.6%	58.1%	-53	-129
糖尿病（再掲）	160	135	99	84.6%	62.0%	-25	-61
Ⅴ　精神及び行動の障害	184	135	100	73.8%	54.3%	-48	-84
Ⅵ　神経系の疾患	147	141	113	96.0%	77.2%	-6	-33
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	222	195	147	88.1%	66.4%	-26	-75
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	47	37	26	78.0%	53.9%	-10	-22
Ⅸ　循環器系の疾患	812	749	585	92.3%	72.1%	-62	-226
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	139	140	115	100.6%	82.5%	1	-24
脳血管疾患（再掲）	69	66	51	95.2%	73.9%	-3	-18
Ⅹ　呼吸器系の疾患	349	256	178	73.3%	51.0%	-93	-171
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,019	805	567	79.0%	55.7%	-214	-452
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	226	164	112	72.7%	49.4%	-62	-115
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	741	664	489	89.6%	66.0%	-77	-252
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	215	178	139	82.8%	64.5%	-37	-76
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	10	6	4	64.9%	44.4%	-3	-5
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	13	9	8	69.3%	58.4%	-4	-6
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	277	234	168	84.4%	60.8%	-43	-108
骨折（再掲）	27	24	16	88.2%	60.6%	-3	-11
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	463	361	263	78.0%	56.8%	-102	-200

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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