中勢伊賀二次医療圏

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中勢伊賀二次医療圏

津市／名張市／伊賀市

中勢伊賀二次医療圏の地域に関するコメント

中勢伊賀保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約25.17％となっています。三重県全体の人口減少率が約21.2%であり、三重県の中で下から2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、三重県の平均の増加率約7.95%に対して、増加率約1.45%となっており、三重県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約1,800人増加が予想されており、2番目に増加数が多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約16.5％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

中勢伊賀二次医療圏の人口推移(人)

中勢伊賀二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中勢伊賀二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は三重県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	29,764	29,641	29,126	28,312	27,119	26,064	24,866
増加率	100.0%	99.6%	97.9%	95.1%	91.1%	87.6%	83.5%

中勢伊賀二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は三重県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	29,764	28,312	24,866	95.1%	83.5%	-1,452	-4,898
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	746	695	607	93.1%	81.3%	-51	-139
Ⅱ　新生物	933	889	783	95.3%	83.9%	-44	-150
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	48	36	28	75.9%	58.9%	-11	-20
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,094	2,017	1,758	96.3%	84.0%	-77	-335
糖尿病（再掲）	1,217	1,196	1,067	98.3%	87.7%	-21	-150
Ⅴ　精神及び行動の障害	789	684	580	86.7%	73.5%	-105	-209
Ⅵ　神経系の疾患	608	617	561	101.5%	92.3%	9	-47
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,822	1,794	1,591	98.5%	87.3%	-28	-231
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	417	358	302	85.9%	72.5%	-59	-115
Ⅸ　循環器系の疾患	4,091	4,388	4,070	107.3%	99.5%	297	-21
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	595	683	655	114.7%	110.0%	87	59
脳血管疾患（再掲）	313	362	345	115.6%	110.3%	49	32
Ⅹ　呼吸器系の疾患	2,530	2,107	1,765	83.3%	69.8%	-423	-765
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	4,537	4,158	3,566	91.7%	78.6%	-379	-971
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,347	1,174	997	87.2%	74.1%	-173	-349
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	3,793	3,851	3,439	101.5%	90.7%	58	-353
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,162	1,133	1,012	97.5%	87.1%	-29	-149
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	0	0	0			0	0
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	351	341	293	97.1%	83.5%	-10	-58
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,576	1,390	1,173	88.2%	74.4%	-187	-404
骨折（再掲）	448	416	358	92.8%	79.9%	-32	-90
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	2,921	2,680	2,340	91.7%	80.1%	-241	-581

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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