仙台二次医療圏

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仙台二次医療圏

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仙台二次医療圏の地域に関するコメント

仙台医療圏の2045年時点での人口減少割合は約15.38％となっています。宮城県全体の人口減少率が約22.5%であり、宮城県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の減少率は、宮城県の平均の減少率約21.62%に対して、増加率約43.88%となっており、宮城県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約150,000人増の加が予想されており、宮城県で最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.2％減少する予想となっており、循環器疾患や筋骨格系および結合組織の疾患の増加・呼吸器系の疾患の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

仙台二次医療圏の人口推移(人)

仙台二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

仙台二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は宮城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	83,522	87,115	89,346	90,443	89,722	88,237	85,699
増加率	100.0%	104.3%	107.0%	108.3%	107.4%	105.6%	102.6%

仙台二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は宮城県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	83,522	90,443	85,699	108.3%	102.6%	6,921	2,177
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	1,674	1,733	1,582	103.5%	94.5%	59	-92
Ⅱ　新生物	2,656	2,977	2,833	112.1%	106.7%	320	177
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	137	116	84	84.7%	61.5%	-21	-53
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	4,949	5,640	5,566	114.0%	112.5%	691	617
糖尿病（再掲）	2,302	2,714	2,729	117.9%	118.6%	412	427
Ⅴ　精神及び行動の障害	3,067	2,969	2,635	96.8%	85.9%	-98	-432
Ⅵ　神経系の疾患	1,886	2,217	2,159	117.5%	114.4%	331	272
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	4,010	4,351	4,149	108.5%	103.5%	341	139
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	838	849	734	101.2%	87.5%	10	-105
Ⅸ　循環器系の疾患	11,926	15,093	15,668	126.6%	131.4%	3,166	3,742
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	2,068	2,782	2,932	134.5%	141.8%	714	864
脳血管疾患（再掲）	1,077	1,524	1,685	141.6%	156.5%	448	609
Ⅹ　呼吸器系の疾患	7,386	6,722	5,734	91.0%	77.6%	-663	-1,652
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	14,623	14,780	13,443	101.1%	91.9%	157	-1,180
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	2,979	2,748	2,328	92.2%	78.1%	-231	-651
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	10,102	12,184	12,117	120.6%	119.9%	2,082	2,015
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	4,833	5,358	5,035	110.9%	104.2%	525	203
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	138	101	77	72.6%	55.7%	-38	-61
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	764	833	795	109.0%	104.0%	68	31
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	2,862	2,870	2,569	100.3%	89.7%	8	-294
骨折（再掲）	831	884	830	106.5%	99.9%	54	-1
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	8,690	8,904	8,192	102.5%	94.3%	214	-499

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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