北信二次医療圏

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北信二次医療圏

中野市／飯山市／下高井郡山ノ内町／下高井郡木島平村／下高井郡野沢温泉村／下水内郡栄村

北信二次医療圏の地域に関するコメント

北信保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約40.2%となっています。長野県全体の人口減少率が約23.1%であり、長野県の中で2番目に人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、長野県の平均の増加率約6.7%に対して、増加率約-17.2%となっており、長野県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約5000人減少が予想されており、増加数が最も少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約33.0%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、筋骨格系及び結合組織疾患の患者の減少が予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

北信二次医療圏の人口推移(人)

北信二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

北信二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	4,674	4,449	4,226	3,993	3,717	3,432	3,134
増加率	100.0%	95.2%	90.4%	85.4%	79.5%	73.4%	67.0%

北信二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	4,674	3,993	3,134	85.4%	67.0%	-681	-1,540
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	109	86	64	78.9%	58.7%	-23	-45
Ⅱ　新生物	176	156	122	88.5%	69.4%	-20	-54
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	4	3	2	76.3%	47.6%	-1	-2
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	311	276	220	88.9%	70.6%	-35	-91
糖尿病（再掲）	147	135	109	92.0%	74.1%	-12	-38
Ⅴ　精神及び行動の障害	229	178	133	77.7%	58.1%	-51	-96
Ⅵ　神経系の疾患	147	130	103	88.6%	70.4%	-17	-43
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	193	168	130	86.8%	67.6%	-26	-63
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	50	40	29	80.3%	57.9%	-10	-21
Ⅸ　循環器系の疾患	767	731	617	95.3%	80.5%	-36	-149
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	107	107	94	99.3%	87.7%	-1	-13
脳血管疾患（再掲）	95	96	84	101.0%	88.2%	1	-11
Ⅹ　呼吸器系の疾患	344	258	190	75.0%	55.1%	-86	-154
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	810	654	492	80.8%	60.8%	-155	-318
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	111	85	64	76.7%	57.0%	-26	-48
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	612	557	454	91.1%	74.2%	-55	-158
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	200	171	132	85.6%	66.2%	-29	-67
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	4	3	2	68.4%	45.7%	-1	-2
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	4	2	2	66.7%	46.4%	-1	-2
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	15	10	7	66.8%	46.3%	-5	-8
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	40	35	26	86.6%	63.9%	-5	-15
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	183	151	115	82.5%	62.9%	-32	-68
骨折（再掲）	58	50	40	86.3%	67.6%	-8	-19
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	366	298	230	81.5%	62.9%	-68	-136

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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