長野二次医療圏

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長野二次医療圏

長野市／須坂市／千曲市／埴科郡坂城町／上高井郡小布施町／上高井郡高山村／上水内郡信濃町／上水内郡小川村／上水内郡飯綱町

長野二次医療圏の地域に関するコメント

長野保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約21.0%となっています。長野県全体の人口減少率が約23.1%であり、長野県の中で3番目に人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、長野県の平均の増加率約6.7%に対して、増加率約11.8%となっており、長野県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。しかし老年人口は約19000人増加が予想されており、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約11.0%減少となっており、循環器系疾患の患者の増加と呼吸器系や消化器系疾患の患者の減少が予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

長野二次医療圏の人口推移(人)

長野二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

長野二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	27,714	27,727	27,514	27,084	26,365	25,617	24,678
増加率	100.0%	100.0%	99.3%	97.7%	95.1%	92.4%	89.0%

長野二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	27,714	27,084	24,678	97.7%	89.0%	-631	-3,036
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	676	607	523	89.7%	77.4%	-70	-153
Ⅱ　新生物	1,026	1,038	953	101.1%	92.9%	11	-73
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	28	24	18	83.4%	62.6%	-5	-11
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,781	1,819	1,678	102.1%	94.2%	38	-103
糖尿病（再掲）	828	882	827	106.5%	99.9%	54	-1
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,429	1,274	1,099	89.1%	76.9%	-156	-330
Ⅵ　神経系の疾患	850	866	798	101.9%	93.9%	17	-52
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	1,128	1,122	1,013	99.4%	89.8%	-7	-115
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	307	277	236	90.1%	76.7%	-31	-71
Ⅸ　循環器系の疾患	4,241	4,780	4,656	112.7%	109.8%	539	415
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	582	699	708	120.0%	121.7%	116	126
脳血管疾患（再掲）	510	628	629	123.2%	123.4%	118	120
Ⅹ　呼吸器系の疾患	2,187	1,863	1,607	85.2%	73.5%	-324	-580
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	4,947	4,525	3,968	91.5%	80.2%	-422	-979
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	703	609	528	86.7%	75.2%	-93	-174
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	3,487	3,648	3,460	104.6%	99.2%	162	-27
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,182	1,165	1,050	98.5%	88.8%	-18	-133
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	27	24	18	86.0%	67.0%	-4	-9
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	24	19	16	78.2%	65.4%	-5	-8
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	100	75	62	75.5%	62.6%	-24	-37
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	238	226	200	94.9%	84.0%	-12	-38
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,111	1,045	923	94.1%	83.1%	-66	-188
骨折（再掲）	343	341	305	99.5%	88.8%	-2	-38
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	2,241	2,080	1,872	92.8%	83.5%	-161	-369

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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