大北二次医療圏

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大北二次医療圏

大町市／北安曇郡池田町／北安曇郡松川村／北安曇郡白馬村／北安曇郡小谷村

大北二次医療圏の地域に関するコメント

大北保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約35.6%となっています。長野県全体の人口減少率が約23.1%であり、長野県の中で3番目に人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、長野県の平均の増加率約6.7%に対して、増加率約-10.0%となっており、長野県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約2000人減少が予想されており、増加数が4番目に少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約26.8%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、筋骨格系及び結合組織疾患の患者の減少が予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

大北二次医療圏の人口推移(人)

大北二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

大北二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	3,192	3,094	2,980	2,848	2,684	2,516	2,337
増加率	100.0%	96.9%	93.3%	89.2%	84.1%	78.8%	73.2%

大北二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は長野県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	3,192	2,848	2,337	89.2%	73.2%	-345	-855
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	74	60	47	81.7%	64.1%	-13	-26
Ⅱ　新生物	121	112	92	92.2%	75.9%	-9	-29
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	3	2	2	74.4%	55.5%	-1	-1
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	215	198	163	92.0%	75.7%	-17	-52
糖尿病（再掲）	102	97	81	95.3%	79.2%	-5	-21
Ⅴ　精神及び行動の障害	156	126	98	80.8%	63.0%	-30	-58
Ⅵ　神経系の疾患	100	94	77	93.5%	77.3%	-7	-23
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	132	119	97	90.7%	73.6%	-12	-35
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	34	28	21	81.9%	62.8%	-6	-13
Ⅸ　循環器系の疾患	527	536	467	101.7%	88.7%	9	-60
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	74	79	72	107.4%	97.6%	5	-2
脳血管疾患（再掲）	65	72	64	111.4%	99.6%	7	0
Ⅹ　呼吸器系の疾患	228	177	139	77.7%	60.9%	-51	-89
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	555	460	363	83.0%	65.4%	-94	-192
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	75	59	47	78.7%	62.4%	-16	-28
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	423	401	342	95.0%	80.9%	-21	-81
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	137	123	99	89.9%	72.6%	-14	-38
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	2	2	1	90.7%	57.1%	0	-1
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	2	2	1	69.7%	54.3%	-1	-1
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	10	6	5	67.2%	51.5%	-3	-5
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	28	24	19	87.8%	69.6%	-3	-8
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	125	106	84	85.2%	67.7%	-18	-40
骨折（再掲）	40	36	29	89.7%	72.1%	-4	-11
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	247	211	172	85.4%	69.4%	-36	-76

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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