佐世保県北二次医療圏

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佐世保県北二次医療圏

佐世保市/平戸市/松浦市/北松浦郡佐々町

佐世保県北二次医療圏の地域に関するコメント

佐世保県北保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約25.45%となっています。長崎県全体の人口減少率が約71.3%であり、長崎県の中で6番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、長崎県の平均の増加率約-2.25%に対して、増加率約-9.47%となっており、長崎県で最も老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約9200人減少が予想されており、長崎県で最も減少数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約19.0%減少する予想となっており、呼吸器系や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

佐世保県北二次医療圏の人口推移(人)

佐世保県北二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

佐世保県北二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は長崎県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 21,205 20,922 20,557 19,977 19,074 18,132 17,177
増加率 100.0% 98.7% 96.9% 94.2% 89.9% 85.5% 81.0%

佐世保県北二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は長崎県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 21,205 19,977 17,177 94.2% 81.0% -1,228 -4,028
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 586 530 441 90.5% 75.3% -56 -145
Ⅱ 新生物 589 555 481 94.3% 81.7% -33 -108
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 23 19 16 81.3% 70.3% -4 -7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,226 1,140 972 93.0% 79.3% -86 -254
糖尿病(再掲) 734 708 612 96.6% 83.4% -25 -121
Ⅴ 精神及び行動の障害 773 696 603 90.1% 78.1% -76 -169
Ⅵ 神経系の疾患 425 442 388 103.9% 91.4% 17 -37
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 846 769 665 91.0% 78.6% -76 -181
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 330 320 281 96.8% 85.1% -10 -49
Ⅸ 循環器系の疾患 3,024 3,078 2,729 101.8% 90.3% 54 -295
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 548 581 512 106.1% 93.4% 33 -36
脳血管疾患(再掲) 146 169 168 116.0% 115.0% 23 22
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,597 1,417 1,212 88.7% 75.9% -181 -385
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,002 3,586 3,056 89.6% 76.4% -416 -946
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,005 919 769 91.4% 76.5% -87 -236
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,834 2,813 2,386 99.3% 84.2% -21 -447
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,002 922 790 92.0% 78.8% -80 -213
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 46 38 33 81.3% 70.3% -9 -14
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 47 38 32 81.0% 68.3% -9 -15
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 143 157 148 109.5% 103.3% 14 5
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 986 905 769 91.9% 78.0% -80 -217
骨折(再掲) 259 246 208 95.1% 80.3% -13 -51
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,720 1,632 1,405 94.9% 81.7% -88 -314

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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