南和二次医療圏

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南和二次医療圏

五條市/吉野郡吉野町/吉野郡大淀町/吉野郡下市町/吉野郡黒滝村/吉野郡天川村/吉野郡野迫川村/吉野郡十津川村/吉野郡下北山村/吉野郡上北山村/吉野郡川上村/吉野郡東吉野村

南和二次医療圏の地域に関するコメント

南和保険医療圏の2045年時点での人口減少割合は約56.94%となっています。奈良県全体の人口減少率が約26.8%であり、奈良県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、奈良県の平均の増加率約4.66%に対して、減少率約34.8%となっており、奈良県で最も老年人口の減少率が高い医療圏となっています。また老年人口は約9,000人減少が予想されており、最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約47.5%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

南和二次医療圏の人口推移(人)

南和二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南和二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は奈良県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 4,388 4,062 3,742 3,415 3,048 2,678 2,305
増加率 100.0% 92.6% 85.3% 77.8% 69.5% 61.0% 52.5%

南和二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は奈良県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 4,388 3,415 2,305 77.8% 52.5% -972 -2,083
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 99 73 48 73.6% 48.2% -26 -51
Ⅱ 新生物 179 145 98 81.1% 54.7% -34 -81
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 297 239 160 80.2% 53.7% -59 -138
糖尿病(再掲) 139 113 74 81.3% 53.3% -26 -65
Ⅴ 精神及び行動の障害 95 68 44 72.4% 47.0% -26 -50
Ⅵ 神経系の疾患 136 118 90 87.2% 66.4% -17 -46
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 218 176 125 80.6% 57.1% -42 -94
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 84 63 42 74.7% 50.0% -21 -42
Ⅸ 循環器系の疾患 697 616 459 88.3% 65.8% -81 -238
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 113 102 76 89.7% 67.2% -12 -37
脳血管疾患(再掲) 65 60 44 91.0% 68.0% -6 -21
Ⅹ 呼吸器系の疾患 340 223 138 65.5% 40.6% -117 -202
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 762 559 357 73.4% 46.9% -203 -405
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 131 87 51 66.7% 39.2% -44 -79
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 516 428 290 83.0% 56.3% -88 -225
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 154 123 83 79.9% 54.2% -31 -71
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 4 2 1 54.7% 27.4% -2 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 37 29 18 78.3% 46.9% -8 -20
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 162 116 78 71.7% 48.2% -46 -84
骨折(再掲) 34 29 22 84.6% 63.1% -5 -13
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 478 351 223 73.4% 46.6% -127 -255

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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