奈良二次医療圏

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奈良二次医療圏

奈良市

奈良二次医療圏の地域に関するコメント

奈良保険医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.22％となっています。奈良県全体の人口減少率が約26.8%であり、奈良県の中で下から2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、奈良県の平均の増加率約4.66%に対して、増加率約13.09%となっており、奈良県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約13,500人増加が予想されており、最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約8.1％減少する予想となっており、循環器疾患は増加し、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

奈良二次医療圏の人口推移(人)

奈良二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

奈良二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は奈良県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	19,368	19,848	20,000	19,764	19,137	18,521	17,796
増加率	100.0%	102.5%	103.3%	102.0%	98.8%	95.6%	91.9%

奈良二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は奈良県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	19,368	19,764	17,796	102.0%	91.9%	396	-1,572
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	470	450	397	95.7%	84.6%	-20	-73
Ⅱ　新生物	745	792	722	106.3%	96.9%	47	-23
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	0	0	0			0	0
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	1,220	1,284	1,162	105.3%	95.3%	64	-57
糖尿病（再掲）	554	588	529	106.1%	95.5%	34	-25
Ⅴ　精神及び行動の障害	450	419	366	93.2%	81.4%	-31	-84
Ⅵ　神経系の疾患	537	632	613	117.7%	114.3%	95	77
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	931	1,004	926	107.9%	99.5%	73	-5
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	392	375	341	95.7%	87.0%	-17	-51
Ⅸ　循環器系の疾患	2,650	3,191	3,076	120.4%	116.1%	540	426
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	429	525	510	122.3%	118.9%	96	81
脳血管疾患（再掲）	239	304	292	127.3%	121.9%	65	52
Ⅹ　呼吸器系の疾患	1,838	1,608	1,378	87.5%	74.9%	-230	-461
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	3,505	3,344	2,929	95.4%	83.6%	-161	-576
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	653	579	479	88.8%	73.4%	-73	-173
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	2,083	2,279	2,074	109.4%	99.6%	195	-9
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	666	704	632	105.7%	94.8%	38	-34
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	26	21	17	82.4%	66.0%	-5	-9
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	157	164	136	104.3%	86.1%	7	-22
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	762	741	651	97.2%	85.4%	-21	-112
骨折（再掲）	134	158	147	117.3%	109.3%	23	12
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	2,283	2,177	1,897	95.3%	83.1%	-106	-386

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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