中越二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

中越二次医療圏

長岡市/柏崎市/見附市/三島郡出雲崎町/刈羽郡刈羽村

中越二次医療圏の地域に関するコメント

中越保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約28.6%となっています。新潟県全体の人口減少率が約26.3%であり、新潟県の中で2番目に人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、新潟県の平均の増加率約0.9%に対して、増加率約-1.5%となっており、新潟県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。しかし老年人口は約2000人減少が予想されており、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約20.3%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用をする患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

中越二次医療圏の人口推移(人)

中越二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

中越二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は新潟県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 25,149 24,821 24,253 23,492 22,394 21,248 20,037
増加率 100.0% 98.7% 96.4% 93.4% 89.0% 84.5% 79.7%

中越二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は新潟県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 25,149 23,492 20,037 93.4% 79.7% -1,658 -5,113
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 406 349 285 86.1% 70.2% -57 -121
Ⅱ 新生物 883 860 751 97.4% 85.1% -23 -132
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 39 30 22 76.7% 56.3% -9 -17
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,591 1,510 1,286 94.9% 80.8% -81 -305
糖尿病(再掲) 761 750 650 98.5% 85.5% -11 -111
Ⅴ 精神及び行動の障害 484 392 315 81.1% 65.2% -91 -168
Ⅵ 神経系の疾患 584 575 503 98.5% 86.2% -9 -81
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 743 724 637 97.5% 85.8% -19 -105
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 232 216 181 93.3% 78.2% -16 -51
Ⅸ 循環器系の疾患 3,437 3,579 3,234 104.1% 94.1% 142 -203
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 415 450 416 108.4% 100.3% 35 1
脳血管疾患(再掲) 335 362 340 108.2% 101.7% 27 6
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,617 2,200 1,797 84.1% 68.7% -417 -820
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,931 4,381 3,604 88.9% 73.1% -550 -1,327
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 871 785 676 90.1% 77.6% -86 -195
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,415 3,412 2,961 99.9% 86.7% -3 -454
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,189 1,146 986 96.4% 83.0% -43 -203
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 19 14 11 76.5% 58.4% -4 -8
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 253 230 195 91.0% 77.2% -23 -58
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 908 799 665 87.9% 73.2% -110 -243
骨折(再掲) 331 299 248 90.4% 75.0% -32 -83
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,549 2,289 1,927 89.8% 75.6% -260 -623

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


事業承継Q&A

2018/09/01
医師全体の高齢化が進み、世代交代による診療所の承継開業の増加が今後予想されます。しかし、承継開業ではIT化をめ...詳細を見る
2018/09/01
当院は精神科病院の別組織として、障害者施設等を運営する社会福祉法人を設置しています。...詳細を見る
2018/09/01
開業から約30年が経ち、小さな修繕や医療機器の入れ替えはあったものの、内装については大きな改装をすることも...詳細を見る
2018/08/21
個人診療所を経営しています。医者になった息子は跡を継がないと言っていたのですが、先月、急に「戻ってくる」と連...詳細を見る

ページトップへ戻る