県南東部二次医療圏

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県南東部二次医療圏

岡山市北区/岡山市中区/岡山市東区/岡山市南区/玉野市/備前市/瀬戸内市/赤磐市/和気郡和気町/加賀郡吉備中央町

県南東部二次医療圏の地域に関するコメント

県南東部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約11.0%となっています。岡山県全体の人口減少率が約16.0%であり、岡山県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岡山県の平均の増加率約5.8%に対して、増加率約13.4%となっており、岡山県で最も老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約33,400人増の加が予想されており、岡山県で最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約2.5%減少する予想となっており、循環器系の疾患の患者が増加し、呼吸器系の疾患や消火器系の疾患の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

県南東部二次医療圏の人口推移(人)

県南東部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県南東部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 49,780 50,689 51,075 50,891 50,058 49,417 48,527
増加率 100.0% 101.8% 102.6% 102.2% 100.6% 99.3% 97.5%

県南東部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 49,780 50,891 48,527 102.2% 97.5% 1,111 -1,254
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,143 1,117 1,046 97.8% 91.5% -26 -97
Ⅱ 新生物 1,584 1,661 1,617 104.9% 102.1% 77 33
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 196 176 161 89.9% 82.3% -20 -35
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 3,038 3,149 3,039 103.7% 100.0% 111 1
糖尿病(再掲) 1,718 1,836 1,802 106.8% 104.9% 117 84
Ⅴ 精神及び行動の障害 2,400 2,283 2,094 95.1% 87.3% -117 -306
Ⅵ 神経系の疾患 920 1,080 1,077 117.4% 117.0% 160 157
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,061 2,170 2,086 105.3% 101.2% 109 25
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 847 841 794 99.3% 93.7% -6 -53
Ⅸ 循環器系の疾患 6,814 7,610 7,629 111.7% 112.0% 796 815
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 1,240 1,401 1,415 113.0% 114.1% 161 175
脳血管疾患(再掲) 539 685 729 127.0% 135.1% 146 189
Ⅹ 呼吸器系の疾患 5,081 4,761 4,369 93.7% 86.0% -319 -711
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 9,270 9,309 8,745 100.4% 94.3% 39 -524
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,297 1,221 1,115 94.1% 86.0% -76 -182
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 5,411 5,861 5,690 108.3% 105.2% 450 279
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 2,030 2,009 1,906 99.0% 93.9% -21 -125
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 103 86 77 83.1% 74.4% -17 -26
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 720 723 679 100.5% 94.2% 3 -41
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,335 2,303 2,149 98.6% 92.0% -32 -186
骨折(再掲) 457 491 475 107.5% 103.9% 34 18
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 4,531 4,530 4,255 100.0% 93.9% -1 -276

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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