高梁・新見二次医療圏

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高梁・新見二次医療圏

高梁市/新見市

高梁・新見二次医療圏の地域に関するコメント

高梁・新見医療圏の2045年時点での人口減少割合は約48.3%となっています。岡山県全体の人口減少率が約16.0%であり、岡山県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岡山県の平均の増加率約5.8%に対して、減少率約32.1%となっており、岡山県で最も老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約7,700人減少が予想されており、岡山県で2番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約41.9%減少する予想なっており、循環器系の疾患や消化器系の疾患・筋骨格及び結合組織の疾患の患者が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

高梁・新見二次医療圏の人口推移(人)

高梁・新見二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

高梁・新見二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 3,932 3,664 3,402 3,142 2,858 2,574 2,284
増加率 100.0% 93.2% 86.5% 79.9% 72.7% 65.5% 58.1%

高梁・新見二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 3,932 3,142 2,284 79.9% 58.1% -790 -1,648
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 83 63 43 75.6% 51.9% -20 -40
Ⅱ 新生物 135 113 83 83.5% 61.1% -22 -53
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 12 8 5 67.8% 44.2% -4 -7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 260 210 152 80.7% 58.6% -50 -108
糖尿病(再掲) 154 128 97 83.3% 63.3% -26 -56
Ⅴ 精神及び行動の障害 156 115 80 73.8% 51.3% -41 -76
Ⅵ 神経系の疾患 90 79 65 88.0% 72.1% -11 -25
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 175 145 103 82.8% 59.1% -30 -71
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 63 48 34 76.5% 53.5% -15 -29
Ⅸ 循環器系の疾患 652 564 438 86.6% 67.3% -87 -213
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 120 106 84 87.7% 69.6% -15 -37
脳血管疾患(再掲) 62 59 49 95.1% 80.0% -3 -12
Ⅹ 呼吸器系の疾患 310 220 150 70.9% 48.4% -90 -160
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 704 549 395 78.0% 56.2% -155 -308
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 86 62 41 72.9% 47.6% -23 -45
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 494 416 304 84.1% 61.5% -78 -190
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 153 121 86 78.8% 56.2% -33 -67
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 4 3 2 57.0% 34.0% -2 -3
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 55 43 30 78.3% 54.9% -12 -25
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 166 126 90 75.9% 54.1% -40 -76
骨折(再掲) 42 34 25 81.3% 58.5% -8 -17
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 333 257 183 77.0% 54.7% -77 -151

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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