津山・英田二次医療圏

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津山・英田二次医療圏

津山市/美作市/苫田郡鏡野町/勝田郡勝央町/勝田郡奈義町/英田郡西粟倉村/久米郡久米南町/久米郡美咲町

津山・英田二次医療圏の地域に関するコメント

津山・英田医療圏の2045年時点での人口減少割合は約28.5%となっています。岡山県全体の人口減少率が約16.0%であり、岡山県の中で3番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、岡山県の平均の増加率約5.8%に対して、減少率約13.3%となっており、岡山県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約7,800人増加が予想されており、最もに増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約23.3%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患・消化器疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

津山・英田二次医療圏の人口推移(人)

津山・英田二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

津山・英田二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 10,648 10,286 9,948 9,560 9,102 8,642 8,172
増加率 100.0% 96.6% 93.4% 89.8% 85.5% 81.2% 76.7%

津山・英田二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は岡山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 10,648 9,560 8,172 89.8% 76.7% -1,088 -2,476
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 236 204 170 86.8% 72.3% -31 -65
Ⅱ 新生物 352 324 280 92.2% 79.7% -28 -72
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 38 30 25 80.4% 66.2% -7 -13
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 675 614 526 91.1% 77.9% -60 -149
糖尿病(再掲) 391 362 318 92.6% 81.5% -29 -72
Ⅴ 精神及び行動の障害 469 398 332 84.9% 70.8% -71 -137
Ⅵ 神経系の疾患 220 213 195 96.7% 88.3% -7 -26
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 456 421 356 92.4% 78.2% -34 -99
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 179 156 131 87.0% 73.4% -23 -48
Ⅸ 循環器系の疾患 1,609 1,528 1,369 95.0% 85.1% -81 -240
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 295 283 256 95.9% 87.1% -12 -38
脳血管疾患(再掲) 142 143 137 101.1% 96.7% 2 -5
Ⅹ 呼吸器系の疾患 983 818 679 83.2% 69.1% -165 -304
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,939 1,715 1,454 88.5% 75.0% -223 -485
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 255 216 175 84.8% 68.8% -39 -79
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,238 1,166 997 94.1% 80.5% -73 -241
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 422 373 317 88.3% 75.0% -49 -105
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 17 13 10 73.8% 59.7% -4 -7
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 150 133 111 89.0% 74.4% -16 -38
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 474 412 347 86.9% 73.4% -62 -126
骨折(再掲) 106 98 83 92.0% 78.3% -9 -23
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 938 825 696 88.0% 74.2% -113 -242

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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