北部二次医療圏

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北部二次医療圏

名護市／国頭郡国頭村／国頭郡大宜味村／国頭郡東村／国頭郡今帰仁村／国頭郡本部町／国頭郡伊江村／島尻郡伊平屋村／島尻郡伊是名村

北部二次医療圏の地域に関するコメント

北部医療圏の2045年時点での人口減少割合は約8.9％となっています。沖縄県全体の人口減少率が約17.0%であり、沖縄県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、沖縄県の平均の増加率約14.6%に対して、増加率約39.1%となっており、沖縄県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約9千人増加が予想されており、3番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約1.2％増加する予想となっており、循環器系の疾患と筋骨格疾患の患者が減少し、消化器系疾患の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

北部二次医療圏の人口推移(人)

北部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

北部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は沖縄県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	4,494	4,608	4,702	4,797	4,775	4,684	4,546
増加率	100.0%	102.6%	104.6%	106.7%	106.3%	104.2%	101.2%

北部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は沖縄県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	4,494	4,797	4,546	106.7%	101.2%	303	53
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	105	101	91	96.6%	86.9%	-4	-14
Ⅱ　新生物	169	189	184	111.8%	108.4%	20	14
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	0	0	0			0	0
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	248	272	252	109.7%	101.5%	24	4
糖尿病（再掲）	154	178	167	115.5%	108.5%	24	13
Ⅴ　精神及び行動の障害	239	230	212	96.3%	88.8%	-9	-27
Ⅵ　神経系の疾患	125	148	162	118.3%	129.8%	23	37
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	288	336	332	116.5%	115.2%	48	44
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	66	70	62	106.3%	95.0%	4	-3
Ⅸ　循環器系の疾患	574	674	686	117.4%	119.5%	100	112
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	78	96	93	122.6%	118.9%	18	15
脳血管疾患（再掲）	72	89	103	123.1%	142.8%	17	31
Ⅹ　呼吸器系の疾患	429	405	373	94.4%	86.9%	-24	-56
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	744	745	667	100.2%	89.8%	1	-76
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	145	149	141	102.8%	97.1%	4	-4
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	453	535	517	117.9%	114.0%	81	64
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	256	275	252	107.3%	98.6%	19	-4
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	12	10	9	79.8%	73.7%	-3	-3
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	58	63	55	109.0%	95.2%	5	-3
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	161	161	152	100.1%	94.5%	0	-9
骨折（再掲）	15	21	19	133.9%	125.7%	5	4
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	421	435	399	103.1%	94.7%	13	-22

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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