堺市二次医療圏

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堺市二次医療圏

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堺市二次医療圏の地域に関するコメント

堺市医療圏の2045年時点での人口減少割合は約15.73%となっています。大阪府全体の人口減少率が約17.0%であり、大阪府の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、大阪府の平均の増加率約14.6%に対して、増加率約11.7%となっており、大阪府で最も老年人口の増加率が顕著となっています。しかし老年人口は約2万6千人増加が予想されており、最も増加数が多いと予想される大阪市医療圏(約123,000人)に次いで、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約1.2%減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

堺市二次医療圏の人口推移(人)

堺市二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

堺市二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は大阪府の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数(人) 50,738 52,724 53,466 52,971 51,702 50,893 50,125
増加率 100.0% 103.9% 105.4% 104.4% 101.9% 100.3% 98.8%

堺市二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は大阪府の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 50,738 52,971 50,125 104.4% 98.8% 2,232 -613
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,215 1,200 1,138 98.8% 93.7% -15 -77
Ⅱ 新生物 1,744 1,817 1,761 104.2% 101.0% 73 17
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 142 130 121 91.6% 85.3% -12 -21
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 3,356 3,436 3,260 102.4% 97.1% 81 -96
糖尿病(再掲) 1,633 1,681 1,622 102.9% 99.3% 48 -12
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,569 1,510 1,329 96.2% 84.7% -60 -240
Ⅵ 神経系の疾患 1,041 1,232 1,151 118.3% 110.5% 191 109
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 3,037 3,039 2,912 100.0% 95.9% 1 -126
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 760 732 691 96.3% 91.0% -28 -69
Ⅸ 循環器系の疾患 6,854 7,952 7,742 116.0% 113.0% 1,098 888
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 960 1,199 1,178 124.9% 122.8% 239 219
脳血管疾患(再掲) 659 761 753 115.5% 114.3% 102 94
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,651 3,459 3,174 94.7% 86.9% -192 -477
肺炎(再掲) 20 14 16 72.6% 79.0% -5 -4
ⅩⅠ 消化器系の疾患 10,559 11,173 10,515 105.8% 99.6% 615 -44
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,954 1,902 1,748 97.3% 89.5% -52 -205
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 6,439 7,190 6,890 111.7% 107.0% 751 451
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,621 1,624 1,535 100.2% 94.7% 3 -86
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 142 119 104 83.7% 73.0% -23 -38
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 10 8 7 81.5% 73.0% -2 -3
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 29 23 23 77.3% 79.2% -7 -6
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 462 483 453 104.5% 98.1% 21 -9
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,876 1,885 1,705 100.5% 90.9% 10 -170
骨折(再掲) 697 782 710 112.2% 101.8% 85 13
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 4,278 4,057 3,865 94.8% 90.4% -221 -412

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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