東部二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

東部二次医療圏

鳥栖市／三養基郡基山町／三養基郡上峰町／三養基郡みやき町

東部二次医療圏の地域に関するコメント

東部保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約7.81％となっています。佐賀県全体の人口減少率が約20.3%であり、佐賀県の中で最も人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、佐賀県の平均の増加率約6.36%に対して、増加率約26.76%となっており、佐賀県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約8400人増の加が予想されており、佐賀県で最も増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約4.9％増加する予想となっており、循環器疾患や筋骨格疾患の患者が増加し、呼吸器系患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

東部二次医療圏の人口推移(人)

東部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東部二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は佐賀県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	7,916	8,202	8,394	8,475	8,422	8,374	8,300
増加率	100.0%	103.6%	106.0%	107.1%	106.4%	105.8%	104.9%

東部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は佐賀県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	7,916	8,475	8,300	107.1%	104.9%	559	385
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	237	237	233	99.7%	98.2%	-1	-4
Ⅱ　新生物	254	289	289	113.8%	114.0%	35	35
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	0	0	0			0	0
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	436	483	487	111.0%	111.9%	48	52
糖尿病（再掲）	210	241	248	114.9%	118.2%	31	38
Ⅴ　精神及び行動の障害	239	237	221	99.1%	92.7%	-2	-18
Ⅵ　神経系の疾患	124	145	140	117.5%	113.2%	22	16
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	510	569	553	111.7%	108.5%	59	43
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	117	120	114	102.8%	97.9%	3	-2
Ⅸ　循環器系の疾患	986	1,198	1,252	121.5%	127.0%	212	266
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	120	155	170	129.0%	140.7%	35	49
脳血管疾患（再掲）	69	83	88	119.4%	127.5%	13	19
Ⅹ　呼吸器系の疾患	731	702	660	96.0%	90.3%	-29	-71
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,444	1,464	1,404	101.4%	97.2%	21	-40
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	414	429	409	103.6%	98.6%	15	-6
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	951	1,088	1,074	114.4%	112.9%	137	123
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	315	356	348	112.8%	110.5%	40	33
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	16	14	13	83.8%	77.5%	-3	-4
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	0	0	0			0	0
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	420	410	381	97.6%	90.8%	-10	-39
骨折（再掲）	85	92	93	108.1%	109.7%	7	8
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	723	735	722	101.7%	99.9%	12	-1

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

← 佐賀県一覧を見る

事業承継Ｑ&Ａ