秩父二次医療圏

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秩父二次医療圏

秩父市/秩父郡横瀬町/秩父郡皆野町/秩父郡長瀞町/秩父郡小鹿野町

秩父二次医療圏の地域に関するコメント

秩父保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約40.6%となっています。埼玉県全体の人口減少率が約10.2%であり、埼玉県の中で最も人口の増加率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、埼玉県の平均の増加率約29.4%に対して、減少率約14.4%となっており、埼玉県で唯一老年人口割合が減少する医療圏となっています。また老年人口は約4,600人の減少が予想されており、唯一老年人口が減少する医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約9.3%減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と消化器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

秩父二次医療圏の人口推移(人)

秩父二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

秩父二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 5,638 5,420 5,181 4,928 4,610 4,285 3,927
増加率 100.0% 96.1% 91.9% 87.4% 81.8% 76.0% 69.7%

秩父二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 5,638 4,928 3,927 87.4% 69.7% -709 -1,711
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 132 110 86 83.4% 65.2% -22 -46
Ⅱ 新生物 171 156 124 91.1% 72.4% -15 -47
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 12 9 6 74.6% 54.1% -3 -5
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 327 296 235 90.6% 72.1% -31 -91
糖尿病(再掲) 182 170 136 93.5% 75.0% -12 -45
Ⅴ 精神及び行動の障害 176 149 122 84.5% 69.4% -27 -54
Ⅵ 神経系の疾患 131 125 108 95.4% 82.4% -6 -23
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 359 325 264 90.6% 73.5% -34 -95
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 52 45 36 86.9% 68.8% -7 -16
Ⅸ 循環器系の疾患 871 857 740 98.4% 85.0% -14 -131
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 125 128 116 102.5% 92.6% 3 -9
脳血管疾患(再掲) 92 99 93 107.3% 100.5% 7 0
Ⅹ 呼吸器系の疾患 472 357 266 75.6% 56.4% -115 -206
肺炎(再掲) 3 2 2 76.7% 60.8% -1 -1
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,035 845 638 81.6% 61.6% -191 -397
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 229 186 142 81.5% 62.2% -42 -86
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 651 615 499 94.4% 76.6% -36 -152
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 205 171 133 83.8% 65.1% -33 -71
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 9 6 4 65.6% 45.0% -3 -5
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 2 2 1 68.4% 47.7% -1 -1
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 5 3 2 67.9% 47.3% -2 -3
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 53 48 39 90.3% 73.3% -5 -14
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 221 181 140 81.6% 63.4% -41 -81
骨折(再掲) 77 67 53 86.2% 68.6% -11 -24
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 525 443 340 84.4% 64.8% -82 -185

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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