川越比企二次医療圏

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川越比企二次医療圏

川越市/東松山市/坂戸市/鶴ヶ島市/入間郡毛呂山町/入間郡越生町/比企郡滑川町/比企郡嵐山町/比企郡小川町/比企郡川島町/比企郡吉見町/比企郡鳩山町/比企郡ときがわ町/秩父郡東秩父村

川越比企二次医療圏の地域に関するコメント

川越比企保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約15.63%となっています。埼玉県全体の人口減少率が約10.2%であり、埼玉県の中で3番目に人口の増加率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、埼玉県の平均の増加率約29.4%に対して、増加率約19.2%となっており、埼玉県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約40,000人増加が予想されており、4番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約8.1%減少する予想となっており、循環器疾患は増加し、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

川越比企二次医療圏の人口推移(人)

川越比企二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

川越比企二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 40,584 42,063 42,683 42,335 41,214 40,333 39,490
増加率 100.0% 103.6% 105.2% 104.3% 101.6% 99.4% 97.3%

川越比企二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 40,584 42,335 39,490 104.3% 97.3% 1,752 -1,093
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 983 987 904 100.5% 92.0% 5 -79
Ⅱ 新生物 1,211 1,291 1,218 106.6% 100.6% 80 7
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 96 84 73 87.3% 75.9% -12 -23
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 2,260 2,440 2,295 108.0% 101.5% 180 35
糖尿病(再掲) 1,229 1,375 1,303 111.9% 106.0% 147 74
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,300 1,337 1,242 102.8% 95.5% 37 -58
Ⅵ 神経系の疾患 836 1,035 990 123.8% 118.4% 199 154
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,491 2,732 2,576 109.7% 103.4% 241 85
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 379 388 364 102.2% 96.0% 8 -15
Ⅸ 循環器系の疾患 5,453 6,778 6,685 124.3% 122.6% 1,325 1,232
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 752 991 1,014 131.8% 134.9% 239 262
脳血管疾患(再掲) 504 761 781 150.8% 154.8% 256 276
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,765 3,417 3,046 90.8% 80.9% -348 -719
肺炎(再掲) 22 17 18 77.3% 84.1% -5 -3
ⅩⅠ 消化器系の疾患 7,951 7,608 6,876 95.7% 86.5% -343 -1,076
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,773 1,708 1,547 96.3% 87.2% -66 -226
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 4,367 4,989 4,725 114.2% 108.2% 622 358
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,575 1,528 1,409 97.0% 89.4% -47 -166
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 83 66 57 79.6% 68.4% -17 -26
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 20 17 15 82.9% 72.6% -3 -6
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 40 35 29 86.3% 72.6% -6 -11
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 373 407 380 109.3% 102.1% 34 8
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,683 1,634 1,494 97.1% 88.8% -48 -188
骨折(再掲) 553 571 533 103.2% 96.3% 18 -20
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 3,944 3,855 3,566 97.7% 90.4% -90 -378

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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