南西部二次医療圏

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南西部二次医療圏

朝霞市/志木市/和光市/新座市/富士見市/ふじみ野市/入間郡三芳町

南西部二次医療圏の地域に関するコメント

南西保健医療圏の2045年時点での人口増加割合は約0.85%となっています。埼玉県全体の人口減少率が約10.2%であり、埼玉県で最も人口の増加率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、埼玉県の平均の増加率約29.4%に対して、増加率約38.43%となっており、埼玉県で3番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約62,000人増加が予想されており、4番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約1.2%減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

南西部二次医療圏の人口推移(人)

南西部二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南西部二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 34,302 35,929 36,861 37,311 37,515 38,130 38,621
増加率 100.0% 104.7% 107.5% 108.8% 109.4% 111.2% 112.6%

南西部二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は埼玉県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 34,302 37,311 38,621 108.8% 112.6% 3,009 4,319
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 856 910 921 106.4% 107.6% 54 65
Ⅱ 新生物 979 1,080 1,151 110.4% 117.6% 101 172
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 91 82 82 90.7% 90.3% -8 -9
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,789 2,037 2,143 113.8% 119.7% 247 353
糖尿病(再掲) 961 1,110 1,190 115.5% 123.7% 149 228
Ⅴ 精神及び行動の障害 1,143 1,240 1,228 108.5% 107.4% 97 85
Ⅵ 神経系の疾患 686 878 908 127.9% 132.3% 191 222
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 2,052 2,333 2,455 113.7% 119.6% 281 403
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 325 345 362 106.3% 111.4% 20 37
Ⅸ 循環器系の疾患 4,226 5,446 5,940 128.9% 140.6% 1,220 1,714
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 578 787 879 136.2% 152.2% 209 301
脳血管疾患(再掲) 382 600 663 156.8% 173.4% 217 281
Ⅹ 呼吸器系の疾患 3,538 3,475 3,403 98.2% 96.2% -63 -135
肺炎(再掲) 20 17 19 88.2% 98.9% -2 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 6,846 6,984 6,983 102.0% 102.0% 138 137
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,581 1,605 1,612 101.5% 102.0% 24 31
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,483 4,010 4,369 115.2% 125.4% 528 886
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,375 1,407 1,426 102.3% 103.7% 32 51
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 83 77 72 92.8% 86.9% -6 -11
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 23 21 20 91.5% 87.5% -2 -3
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 42 40 37 94.6% 88.7% -2 -5
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 317 351 366 110.9% 115.7% 34 50
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,455 1,513 1,517 103.9% 104.2% 57 62
骨折(再掲) 464 495 520 106.6% 112.0% 31 56
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 3,413 3,477 3,627 101.9% 106.3% 64 214

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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