東近江二次医療圏

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東近江二次医療圏

近江八幡市/東近江市/蒲生郡日野町/蒲生郡竜王町

東近江二次医療圏の地域に関するコメント

東近江医療圏の2045年時点での人口減少割合は約17.0%となっています。滋賀県全体の人口減少率が約10.6%であり、滋賀県で4番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、滋賀県の平均の増加率約26.9%に対して、増加率約15.2%となっており、滋賀県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。老年人口は約8,800人増加が予想されており、4番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約1.2%減少する予想となっており、循環器疾患や消化器疾患・筋骨格疾患の患者が増加すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

東近江二次医療圏の人口推移(人)

東近江二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

東近江二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は滋賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 11,671 11,818 11,855 11,793 11,532 11,265 10,948
増加率 100.0% 101.3% 101.6% 101.0% 98.8% 96.5% 93.8%

東近江二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は滋賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 11,671 11,793 10,948 101.0% 93.8% 122 -724
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 309 284 250 92.0% 81.0% -25 -59
Ⅱ 新生物 372 392 365 105.3% 98.1% 20 -7
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 807 812 752 100.6% 93.2% 5 -55
糖尿病(再掲) 360 381 358 105.8% 99.5% 21 -2
Ⅴ 精神及び行動の障害 341 310 279 91.0% 81.9% -31 -62
Ⅵ 神経系の疾患 242 276 274 114.0% 113.3% 34 32
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 440 467 441 106.0% 100.2% 26 1
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 99 92 85 92.6% 85.9% -7 -14
Ⅸ 循環器系の疾患 1,637 1,878 1,845 114.8% 112.7% 242 208
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 196 243 251 123.9% 127.7% 47 54
脳血管疾患(再掲) 125 153 160 123.0% 128.6% 29 36
Ⅹ 呼吸器系の疾患 862 756 668 87.6% 77.4% -107 -195
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 2,117 2,030 1,839 95.9% 86.9% -87 -278
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 475 457 424 96.3% 89.3% -18 -51
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,418 1,563 1,469 110.3% 103.7% 146 52
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 519 530 491 102.0% 94.6% 11 -28
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 32 25 22 80.0% 69.7% -6 -10
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 50 56 45 112.3% 89.2% 6 -5
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 521 483 431 92.9% 82.8% -37 -89
骨折(再掲) 65 65 58 99.6% 88.8% 0 -7
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 1,432 1,382 1,267 96.6% 88.5% -49 -165

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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