湖北二次医療圏

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湖北二次医療圏

長浜市/米原市

湖北二次医療圏の地域に関するコメント

湖北医療圏の2045年時点での人口減少割合は約23.0%となっています。滋賀県全体の人口減少率が約10.6%であり、滋賀県の中で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、滋賀県の平均の増加率約26.9%に対して、増加率約3.9%となっており、滋賀県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約1,669人増加が予想されており、2番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約8.1%減少する予想となっており、循環器疾患は増加し、消化器疾患・呼吸器系の疾患は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

湖北二次医療圏の人口推移(人)

湖北二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

湖北二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は滋賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 8,165 8,101 7,989 7,833 7,594 7,364 7,093
増加率 100.0% 99.2% 97.8% 95.9% 93.0% 90.2% 86.9%

湖北二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は滋賀県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 8,165 7,833 7,093 95.9% 86.9% -333 -1,072
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 208 184 158 88.3% 75.8% -24 -50
Ⅱ 新生物 264 260 237 98.4% 89.8% -4 -27
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 567 545 494 96.1% 87.1% -22 -73
糖尿病(再掲) 255 254 232 99.6% 91.0% -1 -23
Ⅴ 精神及び行動の障害 233 207 180 88.9% 77.4% -26 -53
Ⅵ 神経系の疾患 177 187 181 105.9% 102.2% 10 4
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 315 313 290 99.4% 92.2% -2 -25
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 68 61 56 89.9% 82.3% -7 -12
Ⅸ 循環器系の疾患 1,193 1,265 1,210 106.0% 101.3% 72 16
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 147 165 163 112.3% 111.5% 18 17
脳血管疾患(再掲) 93 104 104 112.3% 112.0% 11 11
Ⅹ 呼吸器系の疾患 570 482 414 84.6% 72.6% -88 -156
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 1,465 1,347 1,189 92.0% 81.2% -117 -276
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 326 299 269 91.8% 82.6% -27 -57
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 1,025 1,047 972 102.2% 94.9% 22 -53
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 364 352 316 96.7% 86.9% -12 -48
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 20 18 14 89.5% 68.5% -2 -6
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 36 36 30 100.9% 83.3% 0 -6
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 355 316 273 89.2% 77.1% -38 -81
骨折(再掲) 46 41 38 89.5% 81.4% -5 -9
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 979 912 810 93.1% 82.8% -67 -169

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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