志太棒原二次医療圏

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志太棒原二次医療圏

島田市/焼津市/藤枝市/牧之原市/榛原郡吉田町/榛原郡川根本町

志太棒原二次医療圏の地域に関するコメント

志太棒原保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約22.2%となっています。静岡県全体の人口減少率が約20.5%であり、静岡県の中で4番目に人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、静岡県の平均の増加率約11.1%に対して、増加率約7.6%となっており、静岡県で4番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約10000人増加が予想されており、増加数が3番目に少ない医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約11.8%減少となっており、循環器系疾患の患者の増加と呼吸器系や消化器系疾患の患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

志太棒原二次医療圏の人口推移(人)

志太棒原二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

志太棒原二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は静岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 24,321 24,512 24,442 24,039 23,225 22,385 21,460
増加率 100.0% 100.8% 100.5% 98.8% 95.5% 92.0% 88.2%

志太棒原二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は静岡県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 24,321 24,039 21,460 98.8% 88.2% -282 -2,861
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 682 635 556 93.1% 81.6% -47 -125
Ⅱ 新生物 850 861 769 101.3% 90.5% 11 -81
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 51 54 43 105.9% 84.8% 3 -8
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,397 1,399 1,258 100.1% 90.1% 2 -139
糖尿病(再掲) 644 665 604 103.3% 93.7% 21 -40
Ⅴ 精神及び行動の障害 752 695 601 92.4% 79.9% -57 -151
Ⅵ 神経系の疾患 605 661 617 109.3% 101.9% 56 12
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 1,624 1,627 1,463 100.2% 90.1% 3 -160
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 303 294 262 97.0% 86.3% -9 -42
Ⅸ 循環器系の疾患 3,202 3,558 3,356 111.1% 104.8% 356 154
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 432 492 475 113.8% 109.9% 60 43
脳血管疾患(再掲) 302 353 338 116.6% 111.9% 50 36
Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,981 1,714 1,468 86.5% 74.1% -267 -513
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 3,783 3,501 3,025 92.5% 80.0% -282 -758
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,038 931 794 89.7% 76.5% -107 -244
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,470 3,706 3,353 106.8% 96.6% 236 -117
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 676 667 585 98.7% 86.6% -9 -91
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 62 47 39 76.0% 62.2% -15 -24
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 12 10 8 78.5% 64.5% -3 -4
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 204 205 180 100.5% 88.4% 1 -24
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,077 997 857 92.5% 79.5% -80 -221
骨折(再掲) 292 290 258 99.2% 88.3% -2 -34
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,552 2,478 2,226 97.1% 87.3% -74 -325

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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