静岡二次医療圏

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静岡二次医療圏

静岡市葵区／静岡市駿河区／静岡市清水区

静岡二次医療圏の地域に関するコメント

静岡保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約19.5%となっています。静岡県全体の人口減少率が約20.5%であり、静岡県の中で3番目に人口の減少率の低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、静岡県の平均の増加率約11.1%に対して、増加率約7.5%となっており、静岡県で3番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約15000人増加が予想されており、増加数が3番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約10.1%減少となっており、循環器系疾患の患者の増加と呼吸器系や消化器系疾患の患者の減少が予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

静岡二次医療圏の人口推移(人)

静岡二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

静岡二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は静岡県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	36,886	37,200	37,016	36,374	35,229	34,269	33,178
増加率	100.0%	100.9%	100.4%	98.6%	95.5%	92.9%	89.9%

静岡二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は静岡県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	36,886	36,374	33,178	98.6%	89.9%	-512	-3,708
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	1,024	962	863	93.9%	84.3%	-62	-161
Ⅱ　新生物	1,294	1,290	1,184	99.7%	91.5%	-4	-110
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	80	79	69	99.0%	86.5%	-1	-11
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	2,129	2,122	1,943	99.7%	91.2%	-7	-187
糖尿病（再掲）	980	1,001	928	102.1%	94.7%	21	-52
Ⅴ　精神及び行動の障害	1,150	1,074	947	93.4%	82.4%	-76	-202
Ⅵ　神経系の疾患	916	1,008	946	110.0%	103.3%	92	30
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	2,464	2,457	2,259	99.7%	91.7%	-7	-205
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	457	446	405	97.5%	88.6%	-12	-52
Ⅸ　循環器系の疾患	4,864	5,358	5,117	110.1%	105.2%	493	252
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	656	741	723	113.0%	110.3%	85	67
脳血管疾患（再掲）	457	526	512	115.3%	112.0%	70	55
Ⅹ　呼吸器系の疾患	2,919	2,558	2,254	87.6%	77.2%	-362	-665
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	5,768	5,346	4,734	92.7%	82.1%	-422	-1,035
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	1,563	1,416	1,238	90.6%	79.2%	-146	-324
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	5,320	5,561	5,171	104.5%	97.2%	241	-149
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	1,032	1,014	910	98.3%	88.2%	-18	-121
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	96	79	65	82.4%	68.1%	-17	-31
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	17	14	12	80.7%	69.2%	-3	-5
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	310	310	280	100.2%	90.3%	1	-30
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	1,642	1,531	1,350	93.3%	82.2%	-111	-292
骨折（再掲）	444	439	402	98.9%	90.5%	-5	-42
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	3,841	3,749	3,431	97.6%	89.3%	-92	-410

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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