県南二次医療圏

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県南二次医療圏

栃木市/小山市/下野市/河内郡上三川町/下都賀郡壬生町/下都賀郡野木町

県南二次医療圏の地域に関するコメント

県南医療圏の2045年時点での人口減少割合は約17.4%となっています。栃木県全体の人口減少率が約21.0%であり、栃木県の中で2番目に人口の減少率が低い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、栃木県の平均の増加率約14.0%に対して、増加率約19.9%となっており、栃木県で2番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。また老年人口は約24000人増加が予想されており、2番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約7.2%減少する予想となっており、循環器疾患の患者は増加し、呼吸器系の疾患・消化器系の疾患に患者は減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

県南二次医療圏の人口推移(人)

県南二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県南二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 25,616 26,031 26,196 26,042 25,343 24,592 23,764
増加率 100.0% 101.6% 102.3% 101.7% 98.9% 96.0% 92.8%

県南二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は栃木県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 25,616 26,042 23,764 101.7% 92.8% 426 -1,852
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 760 684 609 90.0% 80.0% -76 -152
Ⅱ 新生物 733 796 734 108.6% 100.2% 63 2
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 73 60 48 82.9% 66.4% -12 -24
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 1,526 1,584 1,473 103.8% 96.5% 58 -53
糖尿病(再掲) 872 939 880 107.8% 101.0% 68 9
Ⅴ 精神及び行動の障害 489 442 377 90.5% 77.2% -47 -111
Ⅵ 神経系の疾患 414 419 383 101.2% 92.4% 5 -31
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 949 994 909 104.8% 95.8% 45 -39
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 457 447 403 97.8% 88.2% -10 -54
Ⅸ 循環器系の疾患 3,513 4,106 3,988 116.9% 113.5% 593 475
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 432 537 526 124.4% 121.8% 105 94
脳血管疾患(再掲) 213 285 285 133.5% 133.5% 71 71
Ⅹ 呼吸器系の疾患 2,328 2,089 1,806 89.7% 77.6% -239 -522
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 4,310 4,235 3,789 98.3% 87.9% -75 -520
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 1,262 1,155 997 91.5% 79.0% -107 -265
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 3,037 3,399 3,166 111.9% 104.3% 362 130
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 1,611 1,608 1,436 99.9% 89.2% -2 -175
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 74 58 48 78.5% 64.6% -16 -26
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 389 389 353 99.8% 90.6% -1 -36
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 1,314 1,229 1,076 93.5% 81.9% -85 -238
骨折(再掲) 269 290 273 107.8% 101.2% 21 3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 2,377 2,347 2,169 98.7% 91.2% -30 -209

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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