県西二次医療圏

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県西二次医療圏

鹿沼市／日光市

県西二次医療圏の地域に関するコメント

県西医療圏の2045年時点での人口減少割合は約37.0％となっています。栃木県全体の人口減少率が約21.0%であり、栃木県の中で最も人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、栃木県の平均の増加率約14.0%に対して、減少率約5.6%となっており、栃木県で最も老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約3000人の減少が予想されており、栃木県で最も増加数が低いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約27.7％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患や消化器疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

県西二次医療圏の人口推移(人)

県西二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

県西二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は栃木県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	10,213	9,947	9,622	9,205	8,611	8,004	7,382
増加率	100.0%	97.4%	94.2%	90.1%	84.3%	78.4%	72.3%

県西二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は栃木県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	10,213	9,205	7,382	90.1%	72.3%	-1,007	-2,831
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	283	223	172	78.8%	60.8%	-60	-111
Ⅱ　新生物	305	294	238	96.4%	78.2%	-11	-66
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	25	18	12	69.5%	47.0%	-8	-13
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	630	580	469	92.2%	74.5%	-49	-161
糖尿病（再掲）	364	349	285	95.9%	78.3%	-15	-79
Ⅴ　精神及び行動の障害	184	142	103	77.5%	56.3%	-41	-80
Ⅵ　神経系の疾患	167	149	119	89.5%	71.5%	-17	-47
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	387	360	290	92.9%	74.9%	-27	-97
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	176	152	121	86.7%	68.7%	-23	-55
Ⅸ　循環器系の疾患	1,536	1,586	1,368	103.3%	89.1%	50	-168
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	194	211	185	109.0%	95.6%	18	-9
脳血管疾患（再掲）	98	114	103	116.4%	105.4%	16	5
Ⅹ　呼吸器系の疾患	837	653	490	78.0%	58.6%	-184	-346
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,691	1,468	1,141	86.8%	67.5%	-223	-550
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	468	373	277	79.7%	59.2%	-95	-191
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,289	1,275	1,052	98.9%	81.6%	-14	-237
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	635	560	434	88.3%	68.4%	-74	-201
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	25	16	11	65.6%	46.0%	-8	-13
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	155	137	110	88.7%	70.8%	-18	-45
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	498	407	310	81.8%	62.3%	-91	-188
骨折（再掲）	112	107	89	95.4%	79.3%	-5	-23
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	924	811	663	87.8%	71.8%	-113	-261

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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