南多摩二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

南多摩二次医療圏

八王子市/町田市/日野市/多摩市/稲城市

南多摩二次医療圏の地域に関するコメント

南多摩医療圏の2045年時点での人口減少割合は約11.45%となっています。東京都全体の人口増加率が約0.7%であり、東京都の中で3番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、東京都の平均の増加率約36.21%に対して、増加率約33.96%となっており、東京都で7番目に老年人口の増加率が高い医療圏となっています。老年人口は約12万1千人増加が予想されており、3番目に増加数が多いと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約%減少する予想となっており、循環器疾患や筋骨格疾患の患者が増加し、呼吸器系の疾患が減少すると予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

南多摩二次医療圏の人口推移(人)

南多摩二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

南多摩二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は東京都の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 83,635 87,295 89,142 89,607 89,144 89,085 88,517
増加率 100.0% 104.4% 106.6% 107.1% 106.6% 106.5% 105.8%

南多摩二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は東京都の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 83,635 89,607 88,517 107.1% 105.8% 5,972 4,882
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 1,885 1,846 1,731 97.9% 91.8% -39 -154
Ⅱ 新生物 2,443 2,692 2,722 110.2% 111.4% 249 279
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 229 254 253 110.6% 110.3% 24 24
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 5,444 6,052 6,083 111.2% 111.7% 607 638
糖尿病(再掲) 2,583 2,986 3,075 115.6% 119.0% 402 492
Ⅴ 精神及び行動の障害 4,450 4,312 3,866 96.9% 86.9% -138 -584
Ⅵ 神経系の疾患 2,778 3,439 3,536 123.8% 127.3% 661 758
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 3,633 4,087 4,129 112.5% 113.6% 454 496
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 1,001 1,058 1,039 105.7% 103.8% 57 38
Ⅸ 循環器系の疾患 10,510 13,015 13,736 123.8% 130.7% 2,505 3,226
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 1,444 1,850 1,984 128.2% 137.5% 407 541
脳血管疾患(再掲) 1,062 1,377 1,480 129.7% 139.4% 316 419
Ⅹ 呼吸器系の疾患 8,141 7,747 7,155 95.2% 87.9% -394 -986
肺炎(再掲) 53 83 96 156.3% 180.6% 30 43
ⅩⅠ 消化器系の疾患 15,489 15,676 14,982 101.2% 96.7% 187 -507
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 3,353 3,201 3,008 95.4% 89.7% -153 -345
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 8,266 9,887 10,301 119.6% 124.6% 1,621 2,036
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 2,578 2,678 2,661 103.9% 103.2% 100 83
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 139 112 99 80.3% 71.3% -27 -40
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 21 17 16 82.5% 73.6% -4 -6
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 331 288 247 86.9% 74.6% -43 -84
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 930 948 934 101.9% 100.4% 18 4
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 2,494 2,654 2,530 106.4% 101.4% 160 36
骨折(再掲) 832 972 961 116.7% 115.5% 139 129
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 9,519 9,645 9,490 101.3% 99.7% 125 -29

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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