砺波二次医療圏

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砺波二次医療圏

砺波市/小矢部市/南砺市

砺波二次医療圏の地域に関するコメント

砺波保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約29.2%となっています。富山県全体の人口減少率が約23.3%であり、富山県の中で2番目に人口の減少率の高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、富山県の平均の増加率約1.2%に対して、増加率約-4.8%となっており、富山県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。しかし老年人口は約2000人減少が予想されており、増加数が2番目に多い医療圏となっております。一日当たりの外来患者数の予想は約20.9%減少となっており、呼吸器系や消化器系の疾患、健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用をする患者の減少が予想されます。(※2015年の人口データと比較しています。)

砺波二次医療圏の人口推移(人)

砺波二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

砺波二次医療圏の1日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む) ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018年推計)より集計

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年
患者数 6,544 6,421 6,294 6,114 5,814 5,502 5,175
増加率 100.0% 98.1% 96.2% 93.4% 88.8% 84.1% 79.1%

砺波二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は富山県の数値を使用しています(診療所の数値を含む)

1日当たり外来患者数(人)
(受療率×年齢別人口の推移)
増加率(対2010年度) 増加数
2015年 2030年 2045年 2030年 2045年 2030年-2015年 2045年-2015年
総数 6,544 6,114 5,175 93.4% 79.1% -430 -1,369
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 209 171 139 82.1% 66.8% -37 -69
Ⅱ 新生物 262 258 224 98.3% 85.5% -4 -38
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 0 0 0     0 0
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 440 423 359 96.3% 81.7% -16 -81
糖尿病(再掲) 223 229 192 102.5% 86.1% 6 -31
Ⅴ 精神及び行動の障害 158 134 105 84.8% 66.6% -24 -53
Ⅵ 神経系の疾患 119 121 99 101.9% 83.3% 2 -20
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 275 271 228 98.8% 83.0% -3 -47
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 100 91 72 90.3% 71.7% -10 -28
Ⅸ 循環器系の疾患 1,005 1,031 913 102.6% 90.9% 26 -92
心疾患(高血圧性のものを除く)(再掲) 153 171 158 111.4% 103.3% 18 5
脳血管疾患(再掲) 107 113 97 105.4% 90.4% 6 -10
Ⅹ 呼吸器系の疾患 615 509 409 82.8% 66.5% -106 -206
肺炎(再掲) 0 0 0     0 0
ⅩⅠ 消化器系の疾患 910 770 633 84.7% 69.5% -140 -277
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 262 234 202 89.2% 76.8% -28 -61
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 991 1,004 864 101.3% 87.2% 13 -127
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 270 256 224 95.0% 82.9% -13 -46
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 12 10 7 81.7% 60.4% -2 -5
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0 0 0     0 0
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 0 0 0     0 0
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 37 25 25 68.6% 68.3% -12 -12
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 301 280 235 93.0% 78.1% -21 -66
骨折(再掲) 51 43 37 83.7% 72.7% -8 -14
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 579 525 437 90.7% 75.4% -54 -142

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

 

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。


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